ビブグルマン獲得店の、噂の“たまごふわふわ” 日比谷『立ち呑み 三ぶん』

静岡県・袋井市の名物として、注目を集めているのが、江戸時代から続く伝統料理「たまごふわふわ」だ。東海道五十三次の宿場であったこの地で、大阪の豪商・升屋平右衛門の朝食の膳に出された記録が残されている。

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立ち呑み 三ぶん(最寄駅:日比谷駅)

ふわふわと優しい口当たり 江戸の庶民、憧れの味とは?

はたまた、京都・二条城で開かれた将軍家の饗応料理の献立の一品でもあったとか。卵が高級食材だった江戸庶民にとって、まさに憧れの味! レシピはダシ汁を溶いた卵でふんわり閉じた極シンプルなもの。同店では、創業時からの定番メニュー。鰹節ではなく、まろやかな旨みの鮪節からひいたダシに風味付けの煎り酒を加え、なめらかで優しい口当たりに仕上げている。2018年3月28日までは、「東京ミッドタウン日比谷」への移転準備中のため、近くにある姉妹店『離亭 三ぶん』でその味を堪能することも可能だ。

江戸前たまごふわふわ

540円

ふんわりトロトロの舌触り。卵のまろやかな甘みに、煎り酒の風味がマッチする。日本酒のつまみにもピッタリだ

エシレじゃがバター

540円

ダシ汁で炊いたジャガイモに高級バターをあしらった一品。

山わさび和え

432円

毛蟹サラダ

972円

甲羅の中には、ゆで玉子やキュウリ、セロリにカニのほぐし身をどっさり加えた贅沢なマヨネーズ和えが入っている

お店からの一言

店主 込山博之さん(左)副料理長 武井敏郎さん

「新しい店にぜひ足をお運びください!」

立ち呑み 三ぶんの店舗情報

東京都千代田区有楽町1-1-2 東京ミッドタウン日比谷3階 [TEL]03-6273-3395 [営業時間]15時~23時(22時LO)、土12時~、日12時~22時(21時LO) [休日]施設の休館日に準ずる [席]スタンディングのみ/全席禁煙/予約不可/カード可/サ・お通し代なし [交通アクセス]地下鉄日比谷線日比谷駅直結、JR有楽町駅から徒歩5分 ※内観写真は移転前のものです。

電話番号 03-6273-3395

2018年4月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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