野田琺瑯のホワイトシリーズは、職人さんがひとつひとつ手作業で作っているmade in JAPANの保存容器。しかも、単なる保存容器ではなく、調理用具としても使えるスグレモノということで、さっそくチェックしてみました〜!
画像ギャラリー職人技がスゴイ! 保存容器から調理器具として使える野田琺瑯のホワイトシリーズ
野田琺瑯は、1934年の創業以来、琺瑯(ホーロー)一筋で70年の日本老舗のメーカー。
型作りからすべての工程を手作業で行っているらしい~。
機械化が難しく、この道40年のベテランの職人さんたちが
1日がかりでひとつひとつていねいに作り上げるホーロー。
さっそくチェキってみます〜!
持ち手付ストッカー 丸型S W18.0×D13.5×H12.3cm 1.0L
レクタングル浅型S W20.8×D14.5×H4.4cm 0.8L
レクタングル深型S W15.4×D10.3×H5.7cm 0.5L
とりあえず、グーグル先生から情報を!
琺瑯とは、鉄・アルミニウムなどの金属の表面にガラス質のうわぐすりを高温で焼き付けたもの。
強度はあるものの錆びやすい。
錆びを防ぐにはよく乾かして保管すればOK。
特徴としては、表面はガラス質のため食材や料理の風味と質を変化させにくい。
においの強い食材を入れても、においが移りにくい。
食品の冷凍・本体を直接火にかけられ、オーブンも使用可(レンシレンジは不可)。
酸・塩分に強い。
熱伝導率が高く、保存性・冷却性にもすぐれている……。
これが、丸型。
簡単に言うと「でっかいマグカップ」
という感じ。
あくまでも基本は保存容器。
タッパーのように使える
密閉性の高いフタも、
もちろん付いている。
こんなことがわかったので、さっそく!!
ゆで卵を作ってみました。
今、家にある鍋は、ゆでたまご1個をゆでるには、ちょっと大きめで……。
ミルクパン代わりに、野田琺瑯の持ち手付ストッカーを使って、
ゆで卵を作ってみました。
第21回でした、エッグタイマーと一緒に
卵を入れ……。
持ち手が付いとるけん、便利かばい。
(持ち手は熱くなるので、
鍋掴みを使ってやればOK!)
[野田琺瑯で作ったゆで卵]
ホーローを使って作ったゆで卵が完成!
味は、正直普通です……。
もうちょっと、ホーローの良さが伝わるものを作らんといけんね!
「においの強い食材を入れても……」
カレーは、プラスチック製のタッパーに入れると、においが落ちなくて困る。
いつもは、鍋ごと冷蔵庫に入れて保存。
これがまた、冷蔵庫をうまく整理しないと入らなかったのが……。
普通の鍋で作ったカレーの
残った分を持ち手付ストッカーに。
普通の鍋だと持ち手が邪魔になり、
収納に整理していたのが、
これなら密閉できるフタもあるし、
場所とらんでよかばい。
直火ができるけん、
(別の鍋のフタを使って)温められるし
(ちょうどいいフタがあって良かった~/笑)。
よかね〜。
[前日カレーの、持ち手付ストッカーによる温め直し]
冷蔵容器が、そのまま鍋になり、グツグツ温められるって、
洗い物も減るし、省スペースだし、便利よね〜。
というわけで、直火でグツグツ温められて、カレーが完成。
続いて、スープも作ってみたばい。
完全に、持ち手付ストッカーを
鍋として使用。
時短作戦ということで、連載23回で紹介したカプセルカッターキャトルで、野菜すべて入れてみじん切り(笑)。
コンソメや、調味料を入れて完成!!
[みじん切り野菜のコンソメスープ]
もう、鍋が1つ増えたみたい!
ホーローの良さって、ほかにもある!!
酸や塩分に強く、冷却効果が高い。
これも、ホーローの特長。
というわけで、なぜかもずく酢。
本場、沖縄のもずくをチョイス……!
いつもは、プラスチックの容器に入れて、もずく酢を食べていたけど、
今回は、野田琺瑯の容器に入れて、しばらく保存……。
容器、冷た~~!
[ホーロー容器で冷やしたもずく酢]
ホーローは熱の伝導性が高いので、鍋として使うのももちろんですが、
冷蔵庫での「冷却性」も高いんですよ〜。
浅型は、下ごしらえからオーブン料理まで使える便利さ!
浅型は、バット代わりにも使える深さ。
これは、下ごしらえした食材にも使えるばい。
こんどは、下ごしらえ用として、肉にソースを漬け置きして、一晩冷蔵庫で寝かせて、
(今回は作りませんでしたけど……)きっと、スペアリブが作れるばい。
浅型の容器は、
バット的な使い方も可能。
オーブン使用もできるなら、ちょうど、実家の熊本からさつまいもが送られてきたけん、スイートポテトを作ってみたばい。
オーブンにセットして……。
いつもは、さつまいもの皮を利用して焼くところを、野田琺瑯でやってみた。
オーブンで焼いたさつまいもの
中身をくり抜いてマッシュし、
さつまいも・砂糖・バターなど混ぜ合わせ、
ホーロー容器に。
オーブンに入れて焼き色をつける。
[浅型ホーロー容器で焼き上げたスイートポテト]
これは、よかばい。
オーブンに使えるなら、グラタン皿としても使える。
テーブルに出してからシェアするような、大皿風グラタンを作るときよかばいね~~。
ホーロー容器は、野菜をみずみずしく保存するのに最適らしい
野田琺瑯についていろいろ試している方のブログを見て、
「野菜は購入したら、すぐに、洗い、カットして保存するとよかよ~」って
書いたあったけん、長ネギと大葉をやってみたばい。
大葉は少し水をいれるといい~と
書いてあったので、
大葉は少し水入れて……。
こちらが、5日後の大葉。
まだまだ、シャキシャキ!
長ネギは、容器に合わせて
カットしてから入れる……。
こちらも、5日後。
まったく問題ナシ!!
さいしょに、きれいに洗って、水を少しだけいれておけば、みずみずしいまま、野菜が保存できる。
調理前にささっと取り出して使うだけなので、けっこう便利だし、
1人だと、使い切る前に野菜が傷んでしまうこともあるけど、これだとイイかも。
油性マジックで、中に入れたものを書いてておく。
これ、洗剤で洗えば、キレイに落ちるんです!!!
いろいろ試していたら、
1.野菜、洗って琺瑯に入れて保存は、食材は傷まない。
2.料理するとき、冷蔵庫から出して、直火OKで手早くやれる。
と、このあたりがスゴく良かったけん、検証のあとに、ちょっと大きめのサイズ【レクタングル深型L】
サイズW22.8×D15.5×H6.8 1.5Lを購入してしまいました~!!
時短だし、効率的だし、長く使えるから結果的にエコだし……。
イイことばかりなんですね、ホーロー容器って!!!
田中moko mokoくま3
九州生まれ。特技はアクリルたわし作り。本業は雑誌やカタログなどで活躍するスタイリストだが、現在、絶賛婚活中のアラフォー女子。お裁縫はもちろん、料理も掃除もきっちりこなすのに、なぜか「◎婚」に縁がない……moko mokoくま3が、気になる調理具を、実際に使ってレポートしていきます。
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