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鉄板焼きやもつ鍋など、酒飲みにはたまたらないメニューがそろう穴場店
JR中央本線・地下鉄東山線千種駅の北に寿司やとんかつ、焼き鳥など飲食店が軒を連ねるエリアがある。
安くて旨い穴場の店が多く、これまで何軒か取材をしたこともある。
今回紹介するのは、その千種駅北エリアにある、今年5月にオープンしたばかりの『花○商店 千種店』。
『花○商店 千種店』は、ビールが美味しくなるこれからの季節に食べたくなる鉄板焼きがメイン。
とくに熱を逃がさない厚みのある鉄板で仕上げる串焼きが自慢とか。
「鉄板で焼くと、ふっくらとした食感に仕上がるんです。
炭火焼きとはまた違った美味しさがあります」と、店長。
これは「鶏ハラミ」（1本180円）。
内臓を覆っている膜の部分で、1羽から2枚しかとれない希少部位だ。
肉というよりは、牛ホルモンをやわらかくしたような独特の食感が楽しめる。
こちらは、定番の「鶏モモ」（1本150円）。
店長の言うとおり、ふっくらとした食感。
炭火で焼くよりもジューシーな味わい。
これは、ビールがすすむこと間違いなし。
「鉄板餃子」（313円）も、ここの名物。
餃子そのものにしっかりと味をつけてあるので、そのまま食べても十分美味しい。
添えてある韓国の調味料、ヤンニンジャンを少量つけても旨い。
これも、ビールやハイボールを片手に楽しみたい一品だ。
5～7種の串焼きをメインに、ピリ辛きゅうりやもつ煮、とん平焼き、ソース焼きそばなどが付く全8品の「花○特製鉄板コース」（4320円）も用意している。
120分の飲み放題も付くから、かなりお得だ。
鉄板焼き以外では、鶏ガラと和風だしを合わせた自家製のWスープで味わう「もつ鍋」（1人前1280円）も人気。
「塩と味噌、醤油の3種類を用意しています。
なかでも人気は味噌ですね。
口当たりがやわらかくてほのかな甘みがあるこうじ味噌を使っています。
鍋にたっぷりと入るにんにくとよく合うんです」（店長）
こちらは、もつ鍋に使う新鮮な牛もつに衣を付けて揚げた「牛もつの唐揚げ」（734円）。
脂を油で揚げるという（笑）、ジャンキーな一品。
こんなの、飲むしかないじゃないか（笑）。
今回紹介したメニュー以外にも、酒飲みにはたまらないメニューが豊富にそろうので、ちょい飲みするにもぴったりだ。
花○商店 千種店
［住所］愛知県名古屋市千種区内山3-20-21 文誉ビル1階
［TEL］052-735-5715
［営業時間］17時～翌1時（フード24時L.O.、ドリンク24時半L.O.）
［定休日］日曜（日が祝前日の場合は営業、翌祝日休）
永谷正樹（ながや・まさき）
1969年生まれのアラフィフライター兼カメラマン。名古屋めしをこよなく愛し、『おとなの週末』をはじめとする全国誌に発信。名古屋めしの専門家としてテレビ出演や講演会もこなす。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
