「食」のクイズ

肉の焼き加減を色で表現しているというのは本当? 「食」のクイズ(2)

肉の10段階の焼き方とは? (1)ロー(raw)まったく火を通していない生の状態です。 (2)ブルー(blue)片面や両面を数秒程度焼くだけで、ほとんど生の状態です。 (3)ブルー・レア(blue rare)ブルーよりも…

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「おとなの週末Web」では、食に関するさまざまな話題をお届けしています。「『食』のクイズ」では、三択形式のコラムで読者の知的好奇心に応えます。今回は、肉の焼き加減に関する雑学です。

【問題】

肉の焼き加減は、「レア」「ミディアム」ウェルダン」の3段階が基本となりますが、細かく分類すると10段階に分かれます。

つぎのうち、肉の焼き加減を表すのはどれでしょうか??

(1)ブルー
(2)グレー
(3)ピンク

ステーキは焼き加減で味わいが違いますよね

答えは次のページ!

【答え】

(1)ブルー

もっとも火を通さない焼き方で、表面に数秒間焼きを入れる程度です。

焼き肉などはこのような焼き方で食べる人もいるようですが、通常「ブルー」という呼び方が使われることはありません。

ちなみに、「ブルー」という名前の由来はよく分かっていません。

「ブルー」とその次の段階である「ブルー・レア」は、ほぼ生に近いので、飲食店でこの状態で出すことはなく、由来について知っている人はほとんどいないようです。

「ブルー」という表現、ご存じでした?

肉の10段階の焼き方とは?

(1)ロー(raw)
まったく火を通していない生の状態です。

(2)ブルー(blue)
片面や両面を数秒程度焼くだけで、ほとんど生の状態です。

(3)ブルー・レア(blue rare)
ブルーよりも長めに(数十秒程度)火を通します。中身はほとんど熱が通っておらず、生の状態です。

(4)レア(rare)
肉が3割程度焼けた状態です。中の方はまだ赤色ですが、中心部まで熱は通っています。柔らかく、おいしく味わえる焼き加減です。

(5)ミディアム・レア(medium rare)
レアとミディアムの中間の焼き加減です。内部は生に近い状態が保たれており、カットすると肉汁がにじみ出てきます。

(6)ミディアム(medium)
肉が7割程度焼けた状態です。内部は薄いピンク色で、中心部までよく火が通っています。

(7)ミディアム・ウェル(medium well)
ミディアムとウェルの中間の焼き方です。内部に赤い部分はほとんどなく、少しピンクがかった状態です。ジューシーさはまだ残っています。

(8)ウェル(well)
よく焼いた状態です。中身はピンク色がほとんどなく、肉汁もほとんど出ません。

(9)ウェルダン(well done)
9割ほど焼いた状態です。表面だけでなく、中身までしっかり焼けています。

(10)ベリー・ウェルダン(very well done)
完全に中身まで焼いた状態で、弾力はほとんどありません。断面から肉汁が出てくることもありません。

焼き方で見た目も違うんですね

出題:三井能力開発研究所  代表取締役 圓岡太治

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