「ファンタ」に大人向けの「ファンタ プレミア」シリーズがあるのをご存知だろうか。30代以上に、再び「ファンタ」を楽しんでいただきたいと、2020年3月に発売している。その新商品「ファンタ プレミアレモン」が2022年4月25日に発売。ひと足先にいただいたのだが、編集部での届き方に衝撃を受けた。その顛末をお届けしよう。
画像ギャラリー桐箱で届いた瞬間、記事化を決意!
ある日、日本コカ・コーラ社さんから編集部にファンタの新商品が届いた。ダンボールの中には箱がひとつ。開けるとその中にはなんと桐箱が入っていた。え、ファンタですよね? この時点でちょっと心を掴まれている自分がいる。日本コカ・コーラ社さん、さすがの演出である。
そして、桐箱の中を開けると……白い煙、ではなくファンタとその横に小洒落たグラスが入っている。面白い! この時点で本Webにて紹介することを決めた。日本コカ・コーラ社さんにまんまとやられました。
なぜ桐箱に入っているのかは後述するとして、まずこのファンタについて説明する必要があるだろう。
商品とグラスの前面に「20年前にファンタを飲んでくれていたあなたへ」というお手紙が添えられていた。そこには「20年前、部活帰り。友達と飲んでいるとき、おやつの時間、ファンタを飲んでくれてありがとう。」という一文が書かれていて、そこからつらつらと挨拶文が続いた。
20年前、ちょうど僕は高校生であった。え、これ、僕に向けた手紙? と思うくらいドンピシャ。ん? 僕の友達が日本コカ・コーラ社さんに務めてるんかな?
その手紙には商品名が書かれていた。「ファンタ プレミアレモン」(380ml 150円)。ほぉ、プレミアとな。同封された資料によると、こちらは大人向けの特別な「ファンタ プレミアシリーズ」の第4弾商品。
大人向けだからこんな大層な形で送られてきたんだなと理解。せっかくですから、この小洒落たグラスで「ファンタ プレミアレモン」を飲むとしよう。
【実飲】甘み、酸味、ほろ苦さ、旨みに大人を感じる
ペットボトルのフタを開け、グラスに注ぐ。シュワシュワと炭酸が立ち上り、写真を何枚もパシャパシャと撮り、いざ。小洒落たグラスでファンタを飲む時代がやってくるとは思いもしなんだ。人生とは何が起こるかわからない。
ノスタルジックな気分に浸っていたら、「昔、ファンタにレモンがあってだな……」と本誌の副編集長がやってきてゴクリ。……こらこら。僕のノスタルジックな気分と「ファンタ プレミアレモン」を返してくださいな。
そして、飲んだそばから「これに焼酎を入れてレモンサワーに……」と言っている。やいやい、すぐアレンジを考えない。感想をさらっと聞いたのち、気を取り直して、いざ。グラスを洗って、もう一度注ぐ。こんなことをしていると記事から離脱されちゃうよ。
ゴクリと飲みますと、適度な酸味と発泡感。そして、ほろ苦さ。確かに甘いファンタちゃんのイメージから渋いファンタさんに変わったような印象。お互い年を重ねたなぁなんて、またノスタルジック気分に浸る。
もうひと口。先程と同じくレモンの酸味、ほろ苦さ。今度は、じわ〜っと口中にレモンの旨みが広がって心地いい余韻を残す。ふ〜っとひと息ついて恍惚。じっくり味わうことでレモンの風味をしっかりと堪能した。
本商品は、旨み・味の深みを出す「にごりレモン果汁」、スッキリとした風味やキレのある酸味を出す「透明レモン果汁」の2種類のレモン果汁(合わせて11%)を組み合わせている。ほのかに感じた苦味の正体はレモンピールエキスのようだ。
そして、飲んでいるときに気になっていた皮(?)は「オレンジパルプ(果実の繊維)」だった。
「ファンタ プレミアレモン」は、2022年4月25日発売。それを記念してプレゼントキャンペーンが行われる。「ファンタ プレミアレモン」380mlのペットボトルとオリジナルグラスがセットで当たるのだ。今回届いたのは、まさにそのセットというわけ。
「ファンタ」の公式Twitterアカウントをフォローし、ハッシュタグ「#教えてファンタプレミアレモンの_な味」をつけて、「ファンタ プレミアレモン」の感想を投稿すればOK。
応募期間は2022年4月25日10時〜5月22日23時59分まで。最近飲んでなかったなぁというアナタ、久々に飲んでみて。プレミアを飲むと、通常のも飲みたくなるから。はぁ、日本コカ・コーラ社さん、うまいことやるわ。
取材・撮影/編集部えびす
画像ギャラリー