地獄谷野猿公苑のスノーモンキー
湯気が立ち上る雪景色の温泉に、気持ちよさそうに浸かるサルたち。これは長野県山ノ内町にある「地獄谷野猿公苑」の光景。1964年横湯川の渓谷に開苑し、ホームページには「本来ニホンザルが暮らす環境の中で、より 自然に近い状態でサルを観察することが出来る施設」とあります。
1998年の長野オリンピック開催の際に、各国の来場者や選手の目に留まることで、さらにその存在が知れ渡りました。
また1980年代後半、「反省ポーズ」で一世を風靡することになる猿回しコンビ「太郎次郎」が、テレビの電波にのってお茶の間の話題となりました。その後アメリカでも公演を成功させるほどのブームを起こしたのです。
顔としりが赤く、尾が短いニホンザルは、現在も多くの人々に親しまれています。
江戸家猫ハッピー(Edoya Nekohappy)
プロフィール/マルチクリエイター。動物ものまね芸人「三代目 江戸家猫八」の末娘。1993年から15年間、俳優・緒形拳に師事。共著「地球徒歩トボ」(学研)では写真を担当した。オリジナルキャラクターである猫の「満吉くん」を通して、地球を楽しむための写真・漫画・グッズなどを発信している。伊豆高原で「猫満福庵」という猫のいるギャラリーをオープンし、「地球徒歩トボ」写真展を開催中。