「クラフト餃子フェス TOKYO 2024」で食べるべき注目餃子5選

行列対策にはコレ、フェスの攻略方法は? 過去の「クラフト餃子フェス」では、数百名が行列をなす店や、昼過ぎには売り切れになってしまう店もあったそうだ。「せっかく足を運んだのに、お目当ての餃子にありつけない!」という状況にな…

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“餃子ラバー”に絶大な支持を集める「クラフト餃子フェス TOKYO 2024」がゴールデンウイーク(GW)の期間中、東京・駒沢オリンピック公園で開催される。2024年4月26日~5月6日の11日間。「クラフト餃子」は、皮、餡、タレにこだわり抜いて作られた逸品揃い。その店独自の個性を感じる味わいや食感に魅了されること間違いなし!国内の人気餃子はもちろん、世界の餃子も加わり、パリ五輪のオリンピックイヤーらしい革新的な顔ぶれが揃った。全国から選び抜かれた餃子の中から、餃子好きなら食べておきたい、ライターイチ押しの餃子を紹介する。

東京・駒沢オリンピック公園でGWに開催「クラフト餃子フェス」とは?

2022年にスタートし、3回目を迎える「クラフト餃子フェス」。東京・大阪・福岡での3都市で同時展開される「餃子を愛するすべての人」に向けたグルメイベントだ。ご当地でしか味わえない餃子やネクストブレイク(次に流行りそうなもの)が期待される餃子が次々と登場し、多くの餃子好きの心を掴んでいる。

2024年の東京会場では、餃子16店舗とチャーハンブース、ドリンク&スイーツ7店舗が出店。全28種の餃子のうち18種が初登場と、クラフト餃子の新境地が切り開かれる。焼き餃子のほか水餃子や揚げ餃子、蒸し餃子、小籠包と様々なバリエーションを堪能できるところもうれしいポイントの1つだ。

クラフト餃子フェス

全28種から厳選した5品

ここからは「クラフト餃子フェス TOKYO 2024」東京会場の餃子の中で、特に注目の5品をピックアップして解説していきたい。

【餃子の店おけ以】(東京・飯田橋)「おけいの焼き餃子」

「東京の餃子といえば おけ以」と言われるほど人気を誇る「おけいの焼き餃子」(700円)は、創業から受け継がれるパリパリもちもちの食感の皮と、溢れ出るジューシーな肉汁、山形県産の白菜の甘みやうま味が癖になる逸品だ。誕生から69年間、手作りにこだわり、全行程に3日を要するこだわりの製法で仕上げている。東京都千代田区の飯田橋駅から歩いて数分の店舗には、常に行列ができている。2018年から2023年まで「ミシュランガイド」で6年間連続ビブグルマンに掲載された実績を持ち、タレなしでも絶品と言われる珠玉の餃子をこの機会に堪能してみては。

「おけいの焼き餃子」

【餃子屋 ヒロ】(神奈川・開成町)「ヒロの串餃子 4種旨ダレ食べくらべ」

複数のフレーバーの餃子を楽しみたいという人にぴったりなのが、神奈川県開成町の「餃子屋 ヒロ」が手がける、「ヒロの串餃子 4種旨ダレ食べくらべ」(700円)である。和風だしやニンニクを効かせたさっぱりとした餡と、4種のユニークなタレの組み合わせを、1粒ずつじっくり味わおう。ピリリとした自家製食べるラー油に、濃厚チーズ、うま味のある明太子ダレ、甘じょっぱい胡麻味噌ダレ。そして終盤に控えるのは、王道のノーマルな餃子だ。最後の一口まで味の変化が楽しめるので、飽きずにぺろりと食べられる。

「ヒロの串餃子 4種旨ダレ食べくらべ」

【餃子とワイン果皮と餡】(札幌)「十勝産濃厚味噌バター牛カツ餃子」

イタリアン出身のシェフが手がける「餃子とワイン果皮と餡」は、札幌市にある餃子とワインの店だ。北海道産小麦の「はるゆたか」を使用した自家製の皮と、ユニークな地産食材を利用した餡で支持を集める。本イベントでは、北海道産「豊西牛」と独自にブレンドした白味噌と八丁味噌、北海道産バターと掛け合わせ、隠し味に6種のスパイスをプラスした「十勝産濃厚味噌バター牛カツ餃子」(700円)を販売!薄めの皮で包み、卵とパン粉にくぐらせることで、病みつきになるサクサクの食感を実現している。

「十勝産濃厚味噌バター牛カツ餃子」

【京華小吃】(東京・銀座)「三鮮焼き餃子」

2024年初出店、シンガポール発祥の小籠包と餃子の店「京華小吃(ジンホア)」の「三鮮焼き餃子」(700円)も要注目だ。同店で最も古くから愛され続けるこちらのメニューには、豚肉、野菜、海鮮の三鮮を使用している。餡はあえて脇からはみ出したまま。閉じずにくるっと巻かれた厚めの皮は、パリっと香ばしく焼き上げられ、口に入れるとじゅわりと肉汁があふれ出す。見た目もユニークな一口サイズの餃子は、一度食べれば病みつきになること間違いなしだ。銀座店は、銀座四丁目交差点から徒歩数分の好立地。日本国内では、銀座店を含め6店を展開している。

「三鮮焼き餃子」

【玉川精肉店】(東京・不動前)「タルタルが主役のチキン南蛮餃子」

東急電鉄目黒線の「不動前駅」前にある「玉川精肉店」(東京・西五反田)からは、チキン南蛮と餃子を掛け合わせた、遊び心たっぷりのハイブリッド餃子「タルタルが主役のチキン南蛮餃子」(700円)が登場!パリッとした揚げ餃子の皮と、うま味たっぷりの鶏油を使った餡、濃厚なオリジナルタルタルソースの独特のハーモニーを楽しもう。肉屋らしく、鶏のもも肉とむね肉の配合にとことんこだわった餡は、ジューシーで脳天を直撃!

【玉川精肉店】(東京・不動前)「タルタルが主役のチキン南蛮餃子」

行列対策にはコレ、フェスの攻略方法は?

過去の「クラフト餃子フェス」では、数百名が行列をなす店や、昼過ぎには売り切れになってしまう店もあったそうだ。「せっかく足を運んだのに、お目当ての餃子にありつけない!」という状況にならない為にも、対策をおさえておく必要がある。

スムーズに回りたい人は「ファストレーン」(1枚500円)というチケットを購入しておくのがおすすめだ。一般購入列とは別に、優先的に商品を購入できる。行列に並ばずオーダーできる有料シート「クラフト餃子ラウンジ」(1テーブル最大4名80分6000円)もあるので、思い切ってこちらをおさえてしまうのもいいだろう。オーダーをスタッフがテーブルで受け付け、運んでくれるシステムなので、複数での来場にぴったりだ。

老舗餃子専門店が手がけるトラッド(伝統的)な餃子から、 肉屋やシェフが編み出したアバンギャルド(革新的)な餃子まで。個性豊かな餃子の中から、自分だけのお気に入りを見つけてみてほしい。

クラフト餃子フェス

「クラフト餃子フェス TOKYO 2024」
[開催期間] 2024年4月26日(金)~5月6日(月・振休)
[会場]駒沢オリンピック公園中央広場
[営業時間]10時~20時(平日11時~)
[交通]東急電鉄田園都市線「駒沢大学駅」から徒歩15分
[入場料]無料 ※飲食代別途(食券、電子マネー利用可能)

文/中村友美

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