ハンバーガーはもとより、一番感動したのは店員さんの姿勢。もともと人気店だったが、トランプ効果でさらにお客さんが訪れただろうのに、すごく接客が丁寧。しかも、テイクアウトも配達もありながら慌てることなくさばく。ガラーンとした…
画像ギャラリー今年11月に控えたアメリカ大統領選。現在、共和党候補のトランプ前大統領と民主党候補のハリス副大統領の支持率拮抗状態の熱戦が繰り広げられている。
2016年に「アメリカを再び偉大にしよう」という言葉とともに、大統領に初出馬したトランプ氏はその過激な発言で注目を浴び、当初、当選確実を予測されていたヒラリークリントン氏を破り初当選。就任後は、アメリカへの不法移民流入を防ぐための移民「国境の壁」を進めたり、板門店の軍事境界線にて北朝鮮の金正恩総書記と会談を行うなど、まさに型破りな政策を試みた。
そんなトランプ氏が来日の際に六本木にあるろばた焼きの店「田舎家」を訪れたことは記憶されている方も多いだろうが、じつは故・安倍氏とのゴルフの際に訪れたハンバーガー屋は意外と知られていない。
そこで今回は混線するアメリカ大統領選にちなみ、トランプ氏が舌鼓を打ったハンバーガー店「MUNCH’S BURGER SHACK(マンチズバーガー シャック)」の味を再び紹介する。
翌日は3時間足らずで完売
トランプ氏が食べた翌日、みんな気になったのか、定休日だった本店ではなく、虎ノ門の支店にお客さんが集中。開店から3時間半足らずで完売したそうだ。
田町の本店に着いたのは開店から10分後の11時10分。すでに10人ほどの列ができていた。男性グループ、カップル、ビジネスマンなど客層はさまざま。勢いは衰えていないようだ。
並んでいると、列の前を通った自転車の後部座席に乗った子どもが「ママー、行列〜」と、母親に声をかけている。4,5歳くらいの子でもスッと口をつくほど、この街の子どもにとって“行列”が当たり前になっているのだろうか。恐るべし。
しばらくして、後ろにスーツ姿の4名グループがやってきた。そこにタクシーが乗り付け、3名到着。挨拶を交わす。すわっ、ここでもトランプ外交か! ?
聞こえてくる会話によると、接待する側は常連だったらしく、あの一件以来、混みすぎて来られなかったそう。常連と店の間に、本国より早く米墨間の国境が……。
「ウェルダン」 がお好み
到着から約20分。ついに入店。ランチは前払い制でレジにて注文を行う。トランプ氏が食べたコルビージャックチーズバーガーのセットを即決でオーダーする。「焼き方はどうされますか?オススメはミディアムです」と店員さん。
僕はすかさず、「トランプさんはどう食べられたのですか?」と質問。それに対して返ってきたのは「ウェルダン」だった。トランプ氏と同じものを食べると決めてきているのだ。迷わず「ウェルダン」をチョイス。自分の好みよりトランプファーストだ。
カウンターチェアのテーブル席に着き、改めて店内を見るとガラーンとした状況。どうも複数名のお客さんは別のフロア?に通されているようで、ここはシングル優先か。少し待ち、お待ちかねのハンバーガーが到着。早速、紙に包んでガブリ。ひと口ですべてが口に収まり、いい塩梅。バンズのパリッパリな食感がおもしろい。肝心のお肉はというと、ハンバーグとステーキの中間のようで、噛めば噛むほど旨みが染み出す。肉肉しくていい!
ハンバーガーはもとより、一番感動したのは店員さんの姿勢。もともと人気店だったが、トランプ効果でさらにお客さんが訪れただろうのに、すごく接客が丁寧。しかも、テイクアウトも配達もありながら慌てることなくさばく。ガラーンとしたと前述したが、その“詰め込まないこと”で心に余裕を持って応対できるのだろうと思った。
店を出るときも見送ってくれて、プチ大統領気分で店を出た。
『おとなの週末』2018年2月号より(本内容は発売当時のものです)
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