ここは東京?【厳選】いやしの森カフェ2軒《東京・神奈川編》階段を上るとそこは自然を楽しむ空間

鮮やかな緑に囲まれ、爽やかな風が吹き抜ける。あまりの気持ちよさに、大きく息を吸い込んだ。あぁ、空気がおいしい―。豊かな自然に心が満たされたらお腹も満たしたい。ランチ?スイーツ?選んだそれを口に含めば、感動のあまり思わず声が出る。あぁ、おいしい―。そんな五感で楽しめる森カフェで癒しの時間を過ごしませんか。

画像ギャラリー

鮮やかな緑に囲まれ、爽やかな風が吹き抜ける。あまりの気持ちよさに、大きく息を吸い込んだ。あぁ、空気がおいしい―。豊かな自然に心が満たされたらお腹も満たしたい。ランチ?スイーツ?選んだそれを口に含めば、感動のあまり思わず声が出る。あぁ、おいしい―。そんな五感で楽しめる森カフェで癒しの時間を過ごしませんか。

ドイツの味とビールが楽しめる“おうちテラスカフェ”『Deck Cafe Bitte(デッキカフェ ビッテ)』@東京都青梅市

東京アドベンチャーライン御嶽駅を降り、多摩川上流に沿って続く遊歩道を歩くこと15分。別荘風の建物に設けられた階段を上ると、御岳渓谷を望み、緑の森に抱かれた広々としたテラス。思わず「ここが東京!?」と声を上げるほどの風景が現れる。

『Deck Cafe Bitte(デッキカフェ ビッテ)』東京都青梅市の『デッキカフェ ビッ テ』。テラス席から緑の木立の向こうに、多摩川上流を望むことができる、まさに“絶景森カフェ”

「秩父多摩甲斐国立公園」内というロケーションに位置する『デッキカフェ ビッテ』は、オーナーの中尾一生さん、裕子さんご夫妻の“自宅テラス”。定年後、30年前に建てた別荘に移り住み、日々この風景を満喫していたものの「独り占めするのはもったいない」と、「テラス席のみ」のカフェとしてオープンした。

サバサンド(フィッシュブロートフェン) 950円、ブレッツェル 280円、バイエルンマイスタービール 350ml 1180円

『Deck Cafe Bitte(デッキカフェ ビッテ)』(左手前)サバサンド(フィッシュブロートフェン) 950円、(右手前)ブレッツェル 280円、(左奥)バイエルンマイスタービール 350ml 1180円 サバサンド。サバはドイツでも親しまれている魚。カレー風味のムニエルにして、東青梅『グート』のライ麦パンでサンド。「レバーケーゼセンメル」も好評だ。もっちりタイプの自家製「ブレッツェル」は、ドイツ大使館御用達ビールと相性バッチリ

メニューはドイツ風サンドイッチ、スイーツなど。中尾さんご夫妻がミュンヘンに駐在していたころの思い出の味だ。素朴ながら、温もりある味わいの料理を本場のビールとともに味わっていると、足元では看板犬のビッテくんが、のんびりお昼寝。

木々の息吹、川のせせらぎ、柔らかな風。「おいしい森林浴タイム」を。

【food menu】
・アプフェルシュトゥルーデル 1080円
・水出しコーヒー(アイス) 650円
・ブレッツェル 280円
・サバサンド(フィッシュブロートフェン) 950円
・バイエルンマイスタービール 350ml 1180円

『Deck Cafe Bitte(デッキカフェ ビッテ)』小さな看板が目印

[住所]東京都青梅市御岳本町126-1
[電話]080-4932-0517
[営業時間]11時~17時、金:15時~21時
[休日]火・水・木、雨の日(状況は電話で確認を)
[交通]JR青梅線御嶽駅から徒歩15分

階段路地を登ると出現!緑に囲まれたテラスで創作オリエンタルプレートを『+h cafe kamakura(アッシュカフェ カマクラ)』@神奈川県鎌倉市

階段路地を登り切った入り口を入ると、すっぽり緑に囲まれた抜けのいい空間が広がっている。築37年の日本家屋をリノベした内部に配されているのは、オーナーの浅見夫妻が自らタイで買い付けたテーブルや椅子だ。

『+h cafe kamakura(アッシュカフェ カマクラ)』建築家のご主人自らデザインしてリノベーション。夫妻ともオリエンタルアートが好きで、壁際にはレリーフや仏像、石などのアンティークオブジェも

コンセプトは「オリエンタルカフェ」。7年間暮らして学んだフランス文化に、夫妻が愛してやまないオリエンタルのエスプリを掛け合わせた。

広々としたテラス。樹々から差し込む光や鳥のさえずりが心地いい特等席でのランチ。鎌倉野菜を主体に、ナッツや柑橘、干しエビ……。色鮮やかなプレートは、タイのライスサラダ・カオヤムに、カジュアルフレンチのエッセンス。

鎌倉野菜のオリエンタルライスプレート 1760円

『+h cafe kamakura(アッシュカフェ カマクラ)』鎌倉野菜のオリエンタルライスプレート 1760円 バタフライピーのブルーライス、グレープフルーツのオレンジなど色鮮やか。ナンプラーやこぶみかんの葉、エビペーストなどが入ったドレッシングを振りかけ、よく混ぜていただく。スープ付き

混ぜ合わすと、エスニックな香りや酸味、食感が渾然一体に。爽やかで、食欲を刺激されるヘルシーなおいしさだ。

絶品の「タルトタタン」など、自家製スイーツをいただいてゆっくり過ごすのもいい。不意にオリエンタルリゾートにスリップしたかのような、そんな気持ちよさなのだ。

【food menu】
・鎌倉野菜のオリエンタルライスプレート 1760円
・タルトタタン(バニラアイス付き) 825円
・ビーツとベリーのソーダ 715円

『+h cafe kamakura(アッシュカフェ カマクラ)』建築家のご主人自らデザインしてリノベーション。夫妻ともオリエンタルアートが好きで、壁際にはレリーフや仏像、石などのアンティークオブジェも

[住所]神奈川県鎌倉市大町4-8-29
[電話]046-737-6736
[営業時間]11時半〜18時
[休日]火
[交通]JR横須賀線鎌倉駅東口から徒歩18分

撮影/松田麻樹(Bitte)、西崎進也(kamakura)、取材/池田陽子(Bitte)、池田一郎(kamakura)

2024年10月号

※2024年10月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

…つづく「【厳選】秋に食べたい東京のスイーツ5選!」では、覆面調査隊が、旬の食材を堪能できる東京都内の選りすぐりのスイーツを実食レポートしています。

画像ギャラリー

関連キーワード

この記事のライター

関連記事

名古屋のコーヒーは量が多い!?コーヒー好き女優・美山加恋がモーニングでその真相を知る

【厳選】隠れ家カフェ3軒 山中湖2600坪の敷地に佇むカフェは壮観!

【厳選】遠出しても行きたい「絶景テラスカフェ」2軒《埼玉・千葉編》石窯パンや羽釜のご飯に癒される

『麻布台ヒルズ』のカフェに朝から行くべき理由3選 行列が絶えない『ペリカンカフェ』のサンドイッチも余裕でGET!

おすすめ記事

“タワマン”の日本初の住人は織田信長だった? 安土城の「天守」ではなく「天主」で暮らした偉大な権力者の野望

芝浦市場直送の朝締めホルモンは鮮度抜群 高円寺『やきとん長良』は週末の予約は必須

不思議な車名の由来は「ブラックボックス」 ”ミレニアム”に鳴り物入りでデビューした革命児の初代bB 

大分県に移り住んだ先輩に聞く(2) 移住でウェルビーイング「移住とはコミュニティの中でその想いを受け継ぐこと」

収穫を感謝する「加薬うどん」 美智子さまと雅子さま夫妻で交わす大切な重箱

講談社ビーシー【編集スタッフ募集】書籍・ムック編集者

最新刊

「おとなの週末」2024年12月号は11月15日発売!大特集は「町中華」

全店実食調査でお届けするグルメ情報誌「おとなの週末」。11月15日発売の12月号は「町中華」を大特集…