SNSで最新情報をチェック

立ち飲み店というと、おじさんの聖地的な印象があるけれど、最近はカジュアルでオシャレで料理も凝っている店が増えている。今回は和をベースに創作あり、名物ありで、若者も集う東京の大井町・門前仲町エリアの個性派店を集めてみました!

長居したくなる非日常的立ち飲み『立呑み8』@大井町

まずは、「おまかせ前菜四種盛り」!これ絶対、テンションあがる系です。生ハムとブドウ、マスカルポーネの絶妙な味わいに身もだえ。からすみの風味、「がっこ」の食感があとを引くポテサラ……そして、4種といいつつ実は5種あったり。

おまかせ前菜四種盛り 1300円、8サワー 600円

『立呑み8』(奥)8サワー 600円、(手前)おまかせ前菜四種盛り 1300円 奥から「たたきごぼうの七味山椒」「鶏むね肉しょうがポン酢」「生ハムとぶどうのマスカルポーネ白和え」「唐墨といぶりがっこポテトサラダ」「マグロと明太子のカルパッチョ」

「当たり前ではなく、でもひねりすぎず、『ちょいひねり』くらいがいいですね」とオーナーの中田一さんは語る。

他にも青唐パクチー、カレー肉味噌など心惹かれる「ちょいひねり」揃いだ。気軽に寄れる立飲みのよさを持ちつつ、「非日常の心地よい空間で、おいしいものを」と中田さん。

腰掛にもなるバーやフットレストなど細やかな気配りもうれしい。

『立呑み8』疲れにくいよう、計算されたカウンター

[住所]東京都品川区東大井5-12-3
[電話]03-6433-0606
[営業時間]16時半~24時
[休日]不定休
[交通]JR東急大井町線ほか大井町駅東口から徒歩3分

おいしいもん好きの“酒呑み”が集まる下町の楽園『パーラー 酒匂(さこう)』@門前仲町

謳い文句は「酒呑みによる酒呑みのための場所」。我らの楽園見~っけ。実はここ、ビストロ出身のふたりが切り盛りする下町の隠れ家。

曰く「その日の気分で好きなお酒と料理を楽しめる場が欲しくて」作っちゃった、らしい。酒はワイン、日本酒、お茶系カクテル、カップ酒も!

振り幅に小躍りするが興奮するのはまだ早い。料理がまた素敵なのだ。魚は豊洲に出向いて仕入れ、ひと工夫した粋な肴に昇華させてくれる。和の味にもさりげなくフレンチの要素を入れるなどセンス抜群。

甘えび あん肝 720円、サンマ とろなすときのこ 800円

『パーラー 酒匂(さこう)』(手前)甘えび あん肝 720円、(奥)サンマ とろなすときのこ 800円 自家製あん肝と甘エビを合わせた肴は日本酒を呼ぶ。サンマにはオイル煮のなすなどビストロ風付け合わせ

酒が進むぅ。となればカウンターに並ぶは……幸せのえびす顔。当然その中に楽園の創造主、酒呑みの神ふたりもいます(笑)

『パーラー 酒匂(さこう)』木の温もりが居心地いい

[住所]東京都江東区冬木20-17
[電話]070-1068-2652
[営業時間]17時~遅くまで ※金:18時半~、土・日・祝:15時~
[休日]不定休
[交通]地下鉄東西線門前仲町駅6番出口、半蔵門線清澄白河駅A3・B2出口から徒歩9分
※メニューは季節や仕入れで変わる

次のページ
日・中・台の香り豊かな茶割りを満喫!『茶酒きんざざ』@大井町...
icon-next-galary
1 2icon-next
関連記事
あなたにおすすめ

この記事のライター

おとなの週末Web編集部
おとなの週末Web編集部

おとなの週末Web編集部

最新刊

全店実食調査でお届けするグルメ情報誌「おとなの週末」。10月15日発売の11月号は「神楽坂」を大特集…