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■難読漢字、食べ物編の正解はこちら

正解:タイピーエン

太平燕は、春雨を使ったあっさりとしたスープ料理で、熊本の郷土料理として広く知られています。その起源をたどると、中国福建省・福州の家庭で祝い事の席に供されてきた伝統料理にたどり着きます。

福州語で「タイピンイェン」と呼ばれ、もともとはワンタンの一種で、アヒルのゆで卵を入れたスープ料理でした。アヒルの卵は福州語で「鴨卵(アッロウン)」と呼ばれ、「圧乱(戦乱を鎮める)」と同音であることから縁起がよいとされ、さらに「燕」は「宴」と同じ音であるため、平和や祝宴を象徴する料理として親しまれてきました。

この料理が日本に伝わったのは明治時代の後期とされ、福建省から長崎や熊本に移り住んだ華僑が持ち込んだといわれています。

しかし、日本ではアヒルの卵や福州独特のワンタン皮「扁肉燕(ビェンニュッイェン)」が手に入りにくかったため、鶏卵を揚げたものを代わりに使い、ワンタンの代わりに春雨を用いるようになりました。

このアレンジによって、スープ料理だった太平燕は、次第に「春雨を麺に見立てた麺料理」のような姿へと変化していきます。こうした過程を経て、熊本独自の太平燕が生まれ、いまでは学校給食にも登場するほど地域に根づいた料理になりました。

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『おとなの週末』Web編集部
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