「 新橋グルメ 」 の検索結果
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歯を押し返す弾力ある肉をグッと噛み切れば赤身肉独特の芳醇な香り、肉汁が口に広がっていく。「むぅ、旨い」思わず声が漏れてしまう。
夜はつまんで飲んで1人約2万円の高級店。それが、お昼はほぼ同じネタの寿司が2500円からという、とびきりお値打ちの1軒がここ。
『京橋 恵み屋』も、夜は立ち呑み可能な二毛作立ち食い蕎麦。だが店内にはエレキギターが飾られ、モニターではハードロックのライブが流れ、音鳴り響く。
サバジェンヌ的に、なんだか足りてないなあ、と思うジャンルがあった。
それは「サバチャイニーズ」。
中国ではサバを食べるにも関わらず……残念だなあと思っていたジェンヌのもとに、ビッグニュースが届いた。
「『サバの焼売』を提供している店があるらしい」
キャー!! 喜び勇んで向かったのは「Tokyo焼売マニア」。
なんと焼売の専門店だ。
豊かな海の幸に恵まれる富山湾。現地からほぼ毎日、新鮮な食材が届けられるこの店は新橋にある小さな富山と言っていいだろう。
老舗が軒を連ね、昔ながらの面影を残す烏森神社の参道に、昨年9月新店がお目見えした。つまみは、牛スジたっぷりの煮汁が染みた自家製おでんの他に、熊本の有名店の唐揚げや北海道から届く餃子など、オーナーがリスペクトする全国のお取り寄せも並び、食のセレクトショップとしての楽しみもある。
アッサリしていながらもクッキリとした味わいが味蕾を、鶏の香りが鼻腔を刺激する醤油味スープ。もっちりしつつツルツル感半端ない中太の麺。
毎年のようにテレビで流れる“ウナギが超高騰!”のニュースはどこ吹く風。なんとワンコインからうな丼が食べられる、新橋ビジネスマン感涙の店。
店を切り盛りするのは那覇出身の女将さん。ホワイトボードに書かれたメニューもあるけれど、旬の食材を使ったその日の「おまかせ」ですべてを委ねるのが吉。
「新虎通り」開通以前の2015年2月オープン。京の町家を思わせる外観が目を惹く。