はじめに
2021年に飲食業界でブレイクするフード・ドリンク、業態をおとなの週末編集部が勝手に大予想。この中からどれだけ現実になるのか……その答えは……トランキーロ、焦らずにお待ちください。
コンパクトフードが定着する
個包装や1人前のお惣菜が好まれているから
ライター・市村幸妙
「今回、百貨店やコンビニのベストイー トを調査させていただいた際、 小包装の商品やおせち料理で1人前のものが売れているとお聞きしました。
ひと皿を共有しないで済む“コンパクトフード”の人気はある程度定着すると思います。また、自宅で手軽に本格的な味わいが楽しめるミールキットや冷凍食品(価格が左右されない野菜類なども含む)にも注目したいですね」
ダシ飲みブーム到来
日本コカ・コーラ社が紙容器を発売!
ライター・赤谷まりえ
「日本コカ・コーラ社がついに“ダシ”に手を出しました。2020年10月12日に販売された、その名も『GO:GOOD ゴクっ!と旨い和だし』。スタバやドトールでダシが飲めるのを待ち続け苦節約20年……。ブームの布石となるか」
ローアルコールビールが増える!
海外ではすでに大人気
編集・戎 誠輝
「ノンアルコールカクテル「モクテル」の次は、1%程度のローアルコールビールがクル! 台湾のタイフーブルーイングと箕面ビールのコラボで度数1%のスタウトが登場するなど、国内でもこの流れが加速しそうです!」
ビュッフェの逆襲がはじまる
外食するならたっぷり満喫したい
ライター・カーツさとう
「コロナで一時期休止に追い込まれた店が多いが、今は対策を施したビュッフェとして完全復活。おうちでは味わえない、好きなもんを好きなだけ食べまくるビュッフェは圧倒的満足感。たまに行く外食として大人気となる!」
大人のチーズグルメがクル!
ディップみたいな脇役的位置で
ライター・菜々山いく子
「若者を中心に人気だが、大人向けのチーズグルメが流行りそう。チーズフォンデュのようなチーズが主役じゃなく、焼鳥にチーズのディップソースがつくような、既存の料理にトッピングやディップする+αの立ち位置で」
通し営業の店に注目だ!!
店も客も意識が変わる今だから
ライター・池田一郎
「コロナ禍で客足が早くなっているのが続いてることもあり、予約を2部制にするなど店側の意識も変化。そこで注視したいのが『通し営業』。お客側もいろんな使い方ができますしね」
カレーパン時代がやってくる
食パンの次はコレ!
ライター・肥田木奈々
「相変わらず高級食パン専門店が増え続けていますが、カレーパンに注目。その食パン専門店を立て続けに開業させているプロデューサーが、カレーパン専門店にも着手。一気に増えそう」
キャンプフードがもっと盛り上がる!
コロナで田舎・自然に脚光
編集・鈴木里映
「コロナ禍で人が密集している都会よりも、“田舎・地方・自然のある場所”が注目されています。キャンプやグランピング、アウトドアでの料理や食べ物の需要がより増えてくると思います」
大豆ミートが当たり前の光景になる!
プラントベースの店増加でジワジワ人気
編集・武内慎司
「何より高たんぱくで低カロリー、コレステロール0、食物繊維豊富とヘルシーなのがいい。
近頃は『無印良品』からハンバーグやミートボール、『セブン-イレブン』からタコスミートなどに加工されたものも発売されており、想像以上に美味! となれば、もっと需要が増えるはず。ちなみに武内的には無印のスライスをカレーに加えるのが◎」
おわりに
以上、全部で9のグルメトレンドをご紹介しました。この中から実際に何が流行るのか!? 気になったトレンドはありましたでしょうか? 個人的にトレンドを予想するのも楽しいですよ。思いついたらぜひおとなの週末のTwitterにもお寄せください!
撮影/鵜澤昭彦(コンパクトフード)、大西尚明(チーズ)、小島 昇(チーズ、カレーパン) ※写真はイメージです
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。