日常にはさまざまな漢字が溢れています。それは生活にうるおいや豊かさをもたらす「食」の分野でも顕著。食べ物にまつわる漢字を知れば、それはそのまま普段の生活がより彩り豊かで楽しいものになるはず。
本コーナーでは「あれ、これどう読むんだっけ?」と思ってしまうような、忘れがちな難読漢字をお届けします。漢字を覚えて食生活を豊かにしよう!! 正解が分かった方は、ぜひこの食べ物との思い出を一緒に呟いてください!!!!
文、画像/おと週Web編集部
難易度:★★★☆☆
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■難読漢字、食べ物編の正解はこちら
正解:サトウキビ(「カンショ」も正解)
よくある間違い:アマショウ、バナナ(甘蕉)
本来の読み方は「カンショ」が正しく、意味として「サトウキビ」を指し、またそのように読むこともあります。砂糖黍と表記されることもあり、サトウキビの産地である沖縄ではウージとも呼ばれています。
サトウキビはイネ科に属し、砂糖やラム酒の原料となる植物です。トウモロコシやススキなども同じ仲間です。温暖な気候ではないと育たないため、日本では、沖縄と鹿児島が主な産地となっています。
食べ方は、硬い皮を剥き、中の白い部分を噛んで甘みを楽しんだ後、口に残った繊維は吐き捨てます。生のサトウキビは、産地以外では手に入れづらかったのですが、最近では通販などで購入することが可能です。
搾りカスは「バガス」と呼ばれ、燃料、紙、デニムなどに再利用されています。 サトウキビは、搾りカスまで使い切れる、SDGsな植物なのです。
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