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魚介や米など、食材の高騰にも負けず、渾身の一貫を食べてもらいたいと、続々とオープンする新店。2023年~2024年に開店したお店を覆面調査しました。提供の仕方、酢加減など時代を感じさせる店から、真っ当な江戸前まで。まずは今も素晴らしく、そして将来への期待も感じずにはいられない、珠玉の新店を厳選して紹介します。

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【2023年4月開店】高級感と気軽さが融合した小さなカウンター空間『鮨 矢野』@学芸大学

お通しからして罪な店だ。だってですよ、贅沢にも毛ガニが入る旬の味は間違いなくお酒泥棒。これで軽く2合は飲める自信があります、確実に。

「つまらないお通しは出したくなくて。最初においしい肴が出ると気分が上がりますよね!」と店主の矢野さん、酒飲みの心をわかってらっしゃる。

その誠実な姿勢は端正な握りにも注がれる訳で。実はもともと実家が魚屋。子供の頃から父親に連れられ築地に通っていたという英才教育(?)で仕入れる魚は折り紙付きだ。

例えばこの日のおまかせは上品な旨み際立つ愛媛のマダイに、脂をたっぷり湛えた石川のノドグロなど旬の味覚を織り交ぜた圧巻の11貫。

おまかせにぎり6600円

『鮨 矢野』おまかせにぎり 6600円 ※内容は仕入れで変わる(取材時は本まぐろ中とろ・鯛・赤身・白いか・のどぐろ・車海老・あじ・赤貝・帆立・玉子・うに・いくら) 魚は豊洲に足を運んで自分の目で見ていいものを仕入れる。繊細な包丁目を入れた白イカや軽く炙ったノドグロ、プリッと弾ける車エビなど上質なネタが揃う。ウニとイクラもたっぷりでうれしい。赤酢の風味を生かしたシャリには岩手「ひとめぼれ」を

客の食べる速度や酒の注文に合わせて酢飯の量など提供の仕方をいい塩梅に調整してくれる。シャリは脂が多い魚にも〆物にも合うよう白酢に赤酢のコクを加えてまろやかな味に仕上げたとか。そんなこんなで締めは小鉢に盛り付けたウニとイクラのご登場、わお!

コンセプトは「高級感とアットホームの融合」だそうで、全席に目が行き届く小さなカウンター空間にしたのも一人ひとりを気遣える上質で温かい店にしたかったから。

味も居心地も大満足です。

『鮨 矢野』店主 矢野則貴さん

店主:矢野則貴さん「お客さんが喜んでくれる笑顔が励みです」

『鮨 矢野』

[店名]『鮨 矢野』
[住所]東京都目黒区鷹番3-19-11
[電話]03-6452-2971
[営業時間]16時~23時半(23時LO)
[休日]月(祝の場合は営で翌火休、他不定休あり※SNSで要確認)
[交通]東急東横線学芸大学駅西口から徒歩5分

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【2024年9月開店】上物のネタに遊び心も添えた気鋭の店『鮨 八(や)えん』@池袋
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『おとなの週末』編集部
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