夏といえば昆虫採集! 子どもと一緒にお出かけを計画している方も多いことでしょう。子どもの頃にはたくさん見分けがついたはずのさまざまな昆虫たち……。どのくらい覚えているでしょうか? 写真を見て、昆虫の名前を当てるクイズに挑戦してみましょう。
日本人にとって、夏の風物詩といえば“セミの鳴き声”ですよね。セミの鳴き声は、地域によってイメージするものが違います。関東では「ミーンミン」と鳴くミンミンゼミや、「ジリジリ」と鳴くアブラゼミ、関西では「シャーシャー」と力強く鳴くクマゼミの声を、思い浮かべる人が多いと思います。
では、「カナカナカナ」と、日が沈むころ、哀愁漂う美しい声で鳴くセミは、次のうちどれでしょうか? 6〜8月ごろ、北海道から九州、奄美大島で、鳴き声を聞けますよ。
1.エゾゼミ
2.ヒグラシ
3.ニイニイゼミ
難易度:★★★☆☆
文/池田真由子(ニシ工芸)
写真/PIXTA
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正解:ヒグラシ
ヒグラシは、うす暗い林に棲み、朝夕に「カナカナカナ」と、美しい音色を奏でます。日暮れに鳴くところから、その名がついたといわれています。なお、セミはオスしか鳴きません。声を頼りに探せるのは、オスだけなのです。
「セミの声」と、ひとくくりにしがちですが、実は、セミは種類によって分布している地域が違うため、地域によって馴染みのセミの声には違いがあるのです。旅行やレジャーなどで各地に出かけた際は、セミの声に耳を澄ましてみましょう?
お子さんと一緒に昆虫観察するときは図鑑があると便利です。『BCキッズ くわしい解説つき! はじめての こんちゅうずかん』は、近くの公園や神社・お寺、雑木林、水辺などでみられる昆虫を中心に160以上の写真で紹介しています。
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