スイーツ好き女優・大野いとさんオススメの“おかし”に合うコーヒーを、コーヒー好き女優・美山加恋さんがレコメンドし、フードペアリングする連載「おかしなコーヒーのハーモニー」。大野さん登場回、第31回目の今回は、正月に縁起がいい「苺大福」。東京・八丁堀の老舗店からオススメしています。
一年の始まりは老舗店の和菓子を
みなさん、あけましておめでとうございます! 今年の干支は丙午(ひのえうま)。60年に一度巡ってくる特別な年です。火の力と馬の躍動感が合わさり、大きな飛躍を象徴する年とされています。私も大きく成長できる年になればいいな!
全く関係はありませんが、そういえば最近ほんのちょっとだけ(約3ミリ)身長が伸びていました(笑)。
それでは本年、ひとつ目は白と赤がおめでたい「苺大福」です。
ほのかに香るイチゴの甘酸っぱい香り。かぶりついた瞬間に溢れ出す果汁と、なめらかなこし餡、そして柔らかく伸びるお餅、この組み合わせを最初に考えた人は天才だと思います。
今回ご紹介するのは昭和18年創業の老舗『翠江堂(すいこうどう)』。日比谷線・八丁堀駅から徒歩3分。華やかな銀座からもほど近い新川の地で、戦後から今日まで変わらず手づくりのおいしさを守り続けてきた老舗です。
店内に並ぶのは、季節の生菓子や上生菓子など、どれも素朴で飽きのこない和菓子ばかり。そのなかでも、私の大のお気に入りが、翠江堂名物の 「苺大福」 です。
手にとると、まず驚くのはその軽さと柔らかさ。そっと押すと、指先でふわっと沈むようなやさしい弾力があって、この時点でもう期待が膨らみます。
『翠江堂』のイチゴ大福は、一般的な大粒を軽く超えるほど立派なイチゴを使い、イチゴ大好きな私としては大満足! 柔らかでモチモチのお餅とこし餡が、主役のイチゴと合わさり、口の中でまるでつくりたてのジャムのように爽やかにとろけます。
食べ終えたあともふわりと香るイチゴの甘酸っぱい余韻。「はぁ、幸せ」。
保存料を使わず、一つひとつ丁寧に包まれているため、日持ちはしないけれど、その「当日だけの特別感」がまた乙女心をくすぐります!
お昼過ぎには売り切れてしまうことも多いので、午前中の訪問がおすすめです。本店のほか、大手町と丸の内にも店舗があるので、ぜひ足を運んでみてください。
加恋ちゃん、本コラム、大野いと&美山加恋の「おかしなコーヒーのハーモニー」も気がつけばもう3年目に入りましたね。2026年もふたりで、お菓子とコーヒーが奏でる素敵なハーモニーを読者のみなさまにたくさんお届けできるようがんばっていきましょう!
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
■『御菓子司翠江堂(すいこうどう)本店』
[住所]東京都中央区新川 2-17-13
[電話番号]03-3551-5728
[営業時間]9時~18時、土9時〜14時
[休み]日・祝
※2026年の新年は1月5日(月)より営業
[交通]地下鉄日比谷線八丁堀駅B4出口から徒歩3分
●大野いと(おおのいと)/1995年7月2日生まれ、福岡県出身。2011年に映画『高校デビュー』で女優デビュー。『あまちゃん』をはじめ、映画、ドラマ、舞台で活躍。




