気になる酒場4軒の〆カレー!いわゆる普通の酒場ですが。ウチのカレーも、ウマいんです!

魅力あふれる酒場にはカレーあり! カレー酒場と謳わずとも、バーや居酒屋にも、ウマいこだわりのカレーはある。そして〆のカレーはやはり大人気。というわけで、ここでは気になる酒場4軒の〆カレーを食べ歩こうという企画です。 撮影・取材/岡本ジュン

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酒場のカレーは店の個性が際立つ!

 筆者、普段からどこへ行っても、カレーの文字を見つければ即反応。それが酒場ならばなおのこと、ということで1軒目は中目黒の『グロウ』へ。

見た目地味だが香味野菜の旨みが溶け込んだとろける旨さ

Glow名物の「特製カレーライス」 900円

 震災で宮城から転出してきた店主が仕込むカレーは素朴だが程よくスパイシー。巨漢の店主も納得の特大盛りがあり、深夜にガッツリという欲求を満たしてくれる。

 逆にひと口でいいから食べたいという時は西麻布の老舗バー『ウォッカトニック』がおすすめ。

どちらも香味野菜や肉の旨みが凝縮したまろやかな旨さ

老舗バーが提供する「名物2色カレー」1500円

 お好みに合わせて、なんと「スプーン1杯からでも2種盛りをいたします」という。さすがバーテンダーに不可能はない(のかもしれない)。

 そのご近所、ラムバーの『タフィア』には、カリブの郷土料理“コロンボ”がある。

ハバネロの鋭い辛さが後から追いかけてきて、鼻の頭に汗が浮かぶ!

カリブ海の郷土料理「豚のコロンボ」(小) 1000円

 豚肉と野菜をスパイスで煮込み、ご飯を添えたその姿はどう見てもカレー(「コロンボはカレーじゃありません」by店主の主張)。普通のカレーに飽きたらぜひこちらへ。

 最後は名居酒屋の『赤坂まるしげ』

2日間煮込むことで牛すじと野菜の旨みが柔らかく溶け合う!

「牛すじカレーライス」850円

 日本酒や焼酎を飲んだあとにもほっこりできる蕩ける牛すじが優しい……。
 あぁやはり、デキる酒場はカレーが旨い!

今回の記事の店舗情報

glow(最寄駅:中目黒駅) ■特製カレーライス

名物の「特製カレーライス」900円は、見た目地味だが香味野菜の旨みが溶け込んだとろける旨さで、食べるとクセになる。完成までに3日間かかる自慢料理だ。

ウォッカトニック(最寄駅:乃木坂駅)

「名物2色カレー」1500円は有名メニュー。左の黒いカレーは胡椒がピリッと利いた辛口、右の赤いカレーは玉ねぎの甘みが生きた甘口。

タフィア(最寄駅:乃木坂駅)

ラムバー「タフィア」には、カリブの郷土料理”コロンボ”がある。豚肉と野菜をスパイスで煮込み、ご飯を添えたその姿はどう見てもカレー(「コロンボはカレーじゃありません」by店主の主張)。普通のカレーに飽きたら是非こちらへ。

赤坂まるしげ 夢葉家(最寄駅:赤坂駅)

「牛すじカレーライス」850円は常連にも人気の〆メニュー。2日間煮込むことで牛すじと野菜の旨みが溶け合い、どこまでも柔らかく包み込むような印象に。

2016年8月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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