梅雨時のスッキリしない天気&気分を盛り上げるには、やっぱり肉だろ!と思うワケです。 そこで今回は、カツだよ! 揚げ物だよ! テンション上がるよね。もちろんカロリーも……。 吉祥寺の、カツ事情について考えてみたぞ〜!
画像ギャラリー吉祥寺で、京都が誇る“牛カツVSトンカツ”対決の件
梅雨時のスッキリしない天気&気分を盛り上げるには、やっぱり肉だろ! と思うワケです。
そこで今回は、カツだよ!
揚げ物だよ!
テンション上がるよね。
もちろんカロリーも……。
吉祥寺がトンカツ砂漠だというのは、以前ご紹介しました(67回)。
その隙をついて牛カツが勢力を伸ばしかけましたが、現状落ち着いて定着した模様です。
吉祥寺にはトンカツ屋さんが2軒。
そして、牛カツ屋さんも2軒。
トンカツ屋の1軒は京都の『名代とんかつ K』。
牛カツ屋も1軒は『京都K牛』。
なぜ京都? ここは吉祥寺だけど、カツは京都か……!?
イラスト/小豆だるま
まずは、吉祥寺のとんかつ屋代表! 老舗の『名代とんかつ K』
まず、吉祥寺東急デパートのレストラン街の老舗のトンカツ屋『名代とんかつK』ですが、常に年配の方で混みあっている印象です。
そしてハッキリ言って、高い(キッパリ)。
ランチでも2000円前後だね。
ロースもあるけど、基本ヒレカツ推しのメニューになっとります。
まあ、客層に合ってると思うけど……。
この店の特徴は、季節限定のメニューなんですが、ヒレカツと季節の野菜のカツ&コロッケのコラボがあること。
ゆばとか使ってあってヘルシー仕様。
なんか京都だよね(勝手に断定)。
蟹クリームコロッケなんかもあるよ。
トンカツオンリーで攻めたい人には、三元豚のロースカツ&ヒレカツがあって、グラムが80g、120g、170gから選べます。
まあ食べたい量を選んでね、っていう配慮ですな。
ちなみに、セットのご飯は麦ごはん。
そして吉祥寺の牛かつ注目店は、新規参入の『京都K牛』
一方、新規参入のダイヤ街の『京都K牛』。
ここのランチは1000円で収まるメニューから、やや高めの1500円を超えるメニューまで、幅広くラインナップされております。
アルコールを飲まなければ、昼は2000円を超えないと思う。
若い男子~若くない会社員風男性が多い印象。
そして、女子もチラホラ。
私は牛ロースカツ膳(並)をデフォルトにしていますが、ちなみに並or大があって、これは量の問題です。
この店は、部位にもこだわっているようで、リブロース、ロース(ハネシタ)、ヒレ、タンなど、わりと細かいです。
ハネシタって、肩ロースの下の部分で、希少部位ね。
サシが多く入っていて、焼き肉屋さんだと特上ロースとか言われてるらしいっス。
ここの牛カツは超レアで出てきます。
さっと揚げてある感じで、肉の赤みが美しい。
あと衣が薄い。
特徴はいろんな調味料をつけて食べられる点。
基本はわさび&特製だしみたいですが、山椒塩、特製ソース、あと和風カレーソースなるものがついてきます。
ほかに、京玉という半熟温玉&出汁というのもあります。
ちなみに麦ごはん、味噌汁、キャベツはおかわり可能なので、カレーや京玉はごはんにかけて最低3杯は食べるのが、正しい男子かもしれません。
ランチは牛カツ&メンチカツとか、チキンカツとか、なんとトンカツもあるんですけど(笑)。
まあ、おとなしく牛カツを食べなよ……。
ここの牛カツって、すごい軽いの。
カツだけとライト。
たぶん油&揚げ方がいいのと、衣だね。
あと、飽くなき工夫&追及が本気です。
新興の牛カツVS老舗のトンカツ対決。
勝敗は……?
勝敗はつけられない……(涙)。
揚げ物は美味しい……。
それが世界の真理です(号泣)。
天野七月/あまのななつき
ライター&ときどきエディター。吉祥寺在住、ざっくり30年くらい。基本おっさん女子、たま~に乙女マインド。いつも吉祥寺をふらふらしています。ちなみに無芸大食。
小豆だるま
高校の国語教員を経てイラストレーター・漫画家になる。ギャグとシリアスを行ったり来たりする作風で雑誌・書籍・webなどで活躍中。著書は「日々ズレズレ」(小学館)その他。好物はタイ料理と辛いもの。
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