【サービスエリア人気グルメ】“三タテ”の本格派! 「郷のけんちんせいろ」

 高速道路のSA/PAの定番のひとつに「ソバ」があります。どこでも食べられるけれど、でも、できるだけ美味しいソバをいただきたいという人におススメのお店があります。それが常磐自動車道の友部SA(下り)にある『手打ち蕎麦処 …

 高速道路のSA/PAの定番のひとつに「ソバ」があります。どこでも食べられるけれど、でも、できるだけ美味しいソバをいただきたいという人におススメのお店があります。それが常磐自動車道の友部SA(下り)にある『手打ち蕎麦処 常陸庵』です。


茨城の自慢のブランド「常陸秋そば」が楽しめる

『手打ち蕎麦処 常陸庵』は、名前の通り、“手打ち”のソバを提供するのが特徴です。しかも、それだけでなく、店に用意した石臼でソバ粉を挽いています。その上、もちろん提供するのは“茹でたて”。つまり、“挽きたて”、“打ちたて”、“茹でたて”という“三タテ”でソバをいただける、こだわりのお店なのです。その上、使われるソバは、茨城自慢のブランド「常陸秋そば」。これで、美味しくないはずはない! というわけです。

 特におすすめは「郷のけんちんせいろ」(1300円)。これは茨城県北部の郷土料理で、いわゆる「けんちん汁」を、つけ汁としていただく食べ方です。野菜がたっぷり入っていて、ちょっと懐かしい味と、薫り高いソバが楽しめます。ちょっと贅沢で、しかも、旅情を味わえる逸品です。

茨城の郷土料理である、けんちん汁をつかった「郷のけんちんせいろ」(1300円)

ソバ打ちの実演もある本格派

 友部SA(下り)の『手打ち蕎麦処 常陸庵』。入口の横にはガラス張りの工房があり、タイミングが良ければ、ソバを打っているところを見ることもできます。今回紹介した「郷のけんちんせいろ」だけでなく、温かい「けんちんそば」や、茨城県三大地鶏を使った「奥久慈産 しゃもせいろ」、シンプルな「常陸せいろ」など、たくさんのソバが用意されています。

※本稿の内容は2022年7月取材時の情報です。

【店舗情報】
◆『手打ち蕎麦処 常陸庵』
[住所]:常磐自動車道・友部SA(下り)内
[定休日]:なし
[営業時間]:8時~21時(20時半LO)/土日祝:7時~21時(20時半LO)

文/鈴木ケンイチ、写真/鈴木ケンイチ、NEXCO東日本

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