一面の黄色いじゅうたん 北竜町ひまわりの里
秩父別町の西に隣接する北竜町(ほくりゅうちょう)はヒマワリで有名な町です。約40年前に町の農協の職員さんが研修で訪問した旧ユーゴスラビアの油用のヒマワリ畑に感動したことがきっかけで、ヒマワリ栽培が始まったそうです。
約23ヘクタールの畑に200万本ものヒマワリが咲き誇ります。見ごろは8月上旬で、シーズンには一面黄色のじゅうたんのように輝いています。私が訪れたときはあいにく小雨でしたが、それでも黄金色に輝くヒマワリは美しかったです。毎年7月中旬~8月中旬に「ひまわりまつり」が開催され、多くの人で賑わいます。
自然に囲まれた アグリ工房まあぶ
秩父別の東に隣接する深川市にある都市農村交流センター「アグリ工房まあぶ」は、温泉や加工実習、キャンプ場などがあり、宿泊しながらさまざまな体験ができる施設です。
仕事で深川市内の施設へ大学生と合宿に来た際、夕食はここに移動して学生さんたちと一緒にバーベキューを和気あいあいと楽しみました。高台にあるので市内を見下ろせるほか、遠く雄大な山も見えてその美しさに息をのみました。
小学生の息子と2歳の娘も一緒の子連れ参加だったのですが、学生のみなさんが一緒に遊んでくれました。息子は小川を飛び越えたり、娘は高台に登ったりしてはしゃいでいました。
よっぽど楽しかったのでしょう、娘は帰りたくないと30分以上泣き叫び、なんとか抱え込んでバスに乗せました・・・今では良い思い出です(笑)
このあたりは高速に近くて利便性がよいほか、旭川市にも近いので、道北エリアの観光の際はちょっと立ち寄って家族や友人と楽しんでみてはいかがでしょうか。
文・写真/森順子
森 順子
元テレビ北海道アナウンサー。現在は教育サービスの会社を運営しながら地理の楽しさを普及する活動も行っている。地理女net代表/札幌国際大学短期大学部講師/札幌観光大使