豆富食堂(恵比寿/和食)大豆本来の旨さが引き立つ豆腐料理が豊富

おぼろ豆腐 550円 大豆の甘みもコクも驚くほど濃く、舌触りもなめらか。ひと口目はぜひそのまま味わいたい。添えられたオリーブオイル+塩で食せば、ワインのお供にも 

全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・恵比寿の豆腐料理店『豆富食堂』です。 ※コロナ禍で外食が自粛・縮小されている状況ですが、ぜひ知っておいて欲しい飲食店を、ご紹介して…

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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・恵比寿の豆腐料理店『豆富食堂』です。

※コロナ禍で外食が自粛・縮小されている状況ですが、ぜひ知っておいて欲しい飲食店を、ご紹介しています。

工房と食堂を併設 甘い香りに包まれた店内で豆腐の奥深き魅力を知る

店内に足を踏み入れると、どこか懐かしくなるような甘い香りに包まれた。2021年11月にオープンしたこちらは、豆腐屋と飲食店のふたつの顔を持つ。

冒頭の香りの出どころは、店に併設された製造室。国産大豆「ミヤギシロメ」を仕入れ、宮城の老舗で修業した職人が朝から手作りする豆腐は、豆の風味をストレートに表現したふくよかな味わいだ。

おぼろ豆腐 550円

『豆富食堂』おぼろ豆腐 550円 大豆の甘みもコクも驚くほど濃く、舌触りもなめらか。ひと口目はぜひそのまま味わいたい。添えられたオリーブオイル+塩で食せば、ワインのお供にも

まず、おぼろ豆腐や湯豆腐で素の味わいを楽しんだ後は、ぜひ「麻婆豆腐」にも手を伸ばしてほしい。豚と羊のミンチに“麻”と“辣”を効かせたパンチの強い餡の中にあっても、主役は確かに豆腐なのだ。

さらには干し豆腐を麺に見立てた「豆腐白湯」や、バーガーなどの和の枠にとどまらないアレンジ料理も満載で、あれもこれも注文したくなる。豆腐という身近な食材の、その懐の深さを再発見した。

『豆富食堂』

[住所]東京都渋谷区恵比寿西1-3-1
[電話]03-6455-2516
[営業時間]12時〜14時半(14時LO)、17時〜23時(フード22時、ドリンク22時半LO)
[休日]無休
[交通]JR山手線ほか恵比寿駅西口から徒歩4分

撮影/貝塚隆、取材/菜々山いく子

※2022年10月号発売時点の情報です。

※全国での新型コロナウイルスの感染拡大等により、営業時間やメニュー等に変更が生じる可能性があるため、訪問の際は、事前に各お店に最新情報をご確認くださいますようお願いいたします。また、各自治体の情報をご参照の上、充分な感染症対策を実施し、適切なご利用をお願いいたします。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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