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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・南阿佐ヶ谷のとんかつ店『とんかつ 成蔵』です。

※コロナ禍で外食が自粛・縮小されている状況ですが、ぜひ知っておいて欲しい飲食店を、ご紹介しています。

殿堂入り後も進化中 白い衣ブームの原点

その姿形を想像するだけで味蕾を刺激して唾液腺崩壊!となるのは私だけだろうか。否。感動体験を共有した人なら時々無性に舌が求めてしまうはず。

淡雪をまとったような不朽の名作、あの『成蔵』のとんかつである。南阿佐ヶ谷で再出発した現在も進化中で、近年は内容をコース仕立てに一新した。

まずは生パン粉の試食から幕開けだ。ふわふわの食感が揚げることでどう変化するのか。期待を胸に前菜、小鉢、サラダ……焦がれる腹をなだめて本命を待つ。さあ、選べる部位が1品ずつ供される新生”白い芸術”とのご対面~。

とんかつ定食 5000円(プルドポーク、小鉢2種、サラダ、とんかつ2品、ご飯、豚汁、衣のフレンチトースト)

『とんかつ 成蔵』とんかつ定食 5000円(プルドポーク、小鉢2種、サラダ、とんかつ2品、ご飯、豚汁、衣のフレンチトースト)自家製プルドポークからデザートまでコース仕立てで提供。かつはその日の約6種類から選べる。写真は「シャ豚ブリアンかつ(手前)」と「特ロースかつ(奥)」。銘柄は雪室熟成豚など日によって変わる

断面に浮かぶ肉汁、軽快さが増した衣の口溶け、もうたまらん。「衣で旨みを閉じ込め、肉汁を逃さないとんかつという料理はどんな調理法より豚肉をおいしくする」との信念を貫くこれぞ店主の傑作。全細胞で受け止めよ!

【旨い!の秘密】腸間膜のラードを使い、低温でじわじわ揚げて余熱で仕上げる独自の手法

『とんかつ 成蔵』

[住所]東京都杉並区成田東4-33-9
[電話]03-6882-5214
[営業時間]11時~14時(13時半LO)、17時半~20時(19時50分LO)
[休日]月・金、他不定休
[交通]地下鉄丸の内線南阿佐ヶ谷駅1番出口から徒歩5分

撮影/大西尚明、取材/肥田木奈々

※2022年11月号発売時点の情報です。

※全国での新型コロナウイルスの感染拡大等により、営業時間やメニュー等に変更が生じる可能性があるため、訪問の際は、事前に各お店に最新情報をご確認くださいますようお願いいたします。また、各自治体の情報をご参照の上、充分な感染症対策を実施し、適切なご利用をお願いいたします。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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おとなの週末Web編集部
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