ご当地餃子6種を食べ比べ 『おとなの週末』ライターが調理&実食、結果は

むっちりとした皮とたっぷりの餡が織りなす絶妙なハーモニー。最近、なんだか餃子な気分です。今回は、ご当地系のジュワッと旨い餃子をご紹介します!居ながらにして、ご当地餃子を楽しめるって、最高じゃん!取り寄せて焼くだけで、現地…

画像ギャラリー

むっちりとした皮とたっぷりの餡が織りなす絶妙なハーモニー。最近、なんだか餃子な気分です。今回は、ご当地系のジュワッと旨い餃子をご紹介します!居ながらにして、ご当地餃子を楽しめるって、最高じゃん!取り寄せて焼くだけで、現地の味を食べ比べ。肝心の「焼き」は、『おとなの週末』ライター池田がリアルに頑張りましたっ!いずれは餃子屋、目指すか〜?

『江戸川小松菜餃子 20個入』 @東京

発売元は日本餃子大賞2015受賞店でもある葛西のラーメン店『二代目TATSU』。特別な豚の部位を使って練り上げた餡によってびっくりするような肉汁が。餃子は一つひとつ手作り。15年以上続く地元で人気の味だ

『江戸川小松菜餃子 20個入』¥2680(税込・送料別)

『江戸川小松菜餃子 20個入』¥2680(税込・送料別)

[江戸川小松菜餃子・20個入り]
・冷凍ぎょうざ×20、ヒマラヤ産レッド岩塩1袋
・賞味期限/冷凍で1ヶ月
・メーカー/二代目TATSU

【驚きと感激、両方あり】

『江戸川小松菜餃子 20個入』¥2680(税込・送料別)

小松菜香るもっちもちの皮が旨いなあ〜と思ったら、餡からじゅわ〜っと来るスープでさらに感激。翡翠色と焼き色のコンビネーションもいいっしょ。このオリジナリティ、素晴らしい!

『尾張名物とり餃子 30個(30入パック×1)』 @愛知

安全な自家配合飼料だけで育ち、のびのびと放し飼いされた親鶏を使用。無化調、無添加、ニンニク不使用で、使用している国産野菜の味わいもやさしい。フルーティな香りが魅力のクラタペッパー(別売)もオススメ!

『尾張名物とり餃子 30個(30入パック×1)』¥1800(税込・送料別

『尾張名物とり餃子 30個(30入パック×1)』¥1800(税込・送料別)

[冷凍ぎょうざ30個入り]
・冷凍ぎょうざ×30
・賞味期限/冷凍で180日
・メーカー/歩荷

【ヘルシーな鶏旨し!】

『尾張名物とり餃子 30個(30入パック×1)』¥1800(税込・送料別)

ちょい焦がしたか?いや、こんがりも旨い!ともかく鶏のおいしさがぎゅっと詰まってて、野菜の食感もよく、風味◎、きれいでヘルシー。爽やか酢胡椒で食べる鶏餃子の旨さに開眼!

100%神戸ビーフ餃子』 @兵庫

創業昭和26年、味噌ダレ発祥の餃子店と言われる『元祖ぎょうざ苑』。中でも“1粒で満足いただける濃厚な味”というこちらは、神戸牛を100%使用。野菜も全て国産食材、塩は赤穂の天日塩。もちろん味噌ダレも付いている。

『100%神戸ビーフ餃子』¥1944(税込・送料別

『100%神戸ビーフ餃子』¥1944(税込・送料別)

[神戸牛餃子・8個ニンニクなし]
・餃子18g×8、味噌だれ20g
・賞味期限/冷凍で60日
・メーカー/元祖ぎょうざ苑

【ひと口の満足度高っ】

『100%神戸ビーフ餃子』¥1944(税込・送料別)

ふわふわの皮のおいしさからの、ビーフ餡の旨みの広がりがヤバイ!しかも、味噌ダレをつけてさらにウマ!神戸牛のステーキをイメージして餃子にした、と。こいつは贅沢な味ですぜ

皮や餡の素材、塩やつけダレ、そう来るか〜

ご当地餃子と言えば真っ先に名前があがるのが宇都宮や浜松。総務省が毎年発表する家計調査の年間支出額ランキングで、長らく首位争いを続けてきたからね。でも今回は、そこはもう有名だからいいじゃんとして、ワタクシ池田が東から西へ、気になるご当地ものをピックアップ(独断です)。調理・実食・食べ比べを断行したある!

でも最初に言っとくけど、ぜ〜んぶおいしいんだわ、これが。最初は東京は江戸川区特産の小松菜を使用した「江戸川小松菜餃子」なり。ご覧の通り、目にも鮮やかな緑色の皮が印象的。で、まずは何もつけずにパクリ。うお〜、びっくりするほどモチモチで小松菜香る皮がうんまい。

『江戸川小松菜餃子 20個入』¥2680(税込・送料別)

そして……ドピュ〜と溢れ出す肉汁に2度びっくりだ。その旨み、ずず〜っと啜りたくなるスープのごとし。こいつを付属のヒマラヤ産レッド岩塩と、胡椒もつけて食べるのだが、うむうむさらに味が引き立つ。見事な個性と存在感だな。

お次は愛知。「尾張名物とり餃子」だ。鶏?それもそのはず、販売元の『歩荷(ぼっか)』は平飼い自然卵が売りの養鶏農場。その健康な親鶏を使用している。カリッと焼いた餃子をひと口。お〜〜、あっさりしてるかと思いきや、軽やかながらもギュウッと鶏の旨みが詰まっている。ほどよく効いた生姜がさらに旨みを引き立てるじゃん。おすすめの食べ方は酢胡椒でさっぱり。別売のフルーティな無農薬黒胡椒「クラタペッパー」。これを使うとさらに感動的。

かつて旅先で食して、今も印象に残ってるご当地餃子のひとつが神戸の味噌ダレ餃子。そこでオンリストしたのが、味噌ダレ発祥の店とも言われる『元祖ぎょうざ苑』のこちら「神戸牛餃子」だ。なんと神戸牛100%使用!!まずはふんわり柔らかな皮がいい。そして期待の餡は……むううううう、ビーフが香り、食するほどに余韻まで牛の旨さ!さらに秘伝の味噌ダレに酢と醤油を加え、つけて食す。い〜ね〜。コクが加わり、ビーフの旨みと相まってナイス!

『100%神戸ビーフ餃子』¥1944(税込・送料別)

『馬渡のもっちり餃子 10個』 @宮崎

九州産小麦を使い、足踏みにこだわって生み出される秘伝のもっちり皮は、リッチな食感とともに旨みもあり。その皮で包み込む餡も産地を厳選。野菜の鮮度にこだわり、肉は宮崎県産の豚と牛の合挽き。老舗餃子店の味。

『馬渡のもっちり餃子 10個』¥594(税込・送料別)

『馬渡のもっちり餃子 10個』¥594(税込・送料別)

[もっちり餃子・10個]
・ぎょうざ240g×10、餃子のタレ×1袋、ラード×1袋
・賞味期限/冷凍で90日
・メーカー/餃子の馬渡

【リッチなもっちり!】

(奥)『馬渡のもっちり餃子 10個』¥594(税込・送料別)

もちもち〜っとした厚皮が確かに旨いし、コシのある食感も◎。で、これをラードでカリッと焼き上げた風味がまたいいね。合挽き肉と新鮮野菜を使うという餡にも力強い旨みあり〜

『ミヤチクおいも豚餃子 8個入り×3パック』 @宮崎

フルーツのような淡い桃色の赤身と透き通るような脂身が特徴というおいも豚。飼育の仕上げ期にサツマイモを食べさせるというブランドポークだ。やさしくきれいな旨みのある豚肉の餡を繊細な皮で包み込んでいる。

『ミヤチクおいも豚餃子 8個入り×3パック』¥2790(税込・送料別)

『ミヤチクおいも豚餃子 8個入り×3パック』¥2790(税込・送料別)

[おいも豚餃子・8個入り×3パック]
・1パック:ぎょうざ200g×8、たれ20g×2
・賞味期限/冷凍で364日
・メーカー/ミヤチク

【この豚うま〜い!】

(手前)『ミヤチクおいも豚餃子 8個入り×3パック』¥2790(税込・送料別)

ブランドポークって他にもあるだろうけど、この豚、やさしい甘みと食感があって実に旨い。そのよさを生かした薄皮や野菜とのバランスもナイス。付属の酢醤油ともよく合うね〜!

『博多若杉プレミアム炊き餃子 2〜3人前セット』 @福岡

もつ鍋と水炊きで定評のある『博多若杉』が、プレミアムシリーズとして出すのがこちら。博多らしく豚骨スープで炊いたひと口餃子鍋なのだ。味に厚みと深みがある豚骨スープ。肉汁あふれる餃子。締めのちゃんぽん麺もよし。

『博多若杉プレミアム炊き餃子 2〜3人前セット』¥3480(税込・送料別)

『博多若杉プレミアム炊き餃子 2〜3人前セット』¥3480(税込・送料別)

[博多若杉炊き餃子2~3人前]
・餃子300g×1袋(15〜16個)、博多若杉プレミアム豚骨スープ600g、ちゃんぽん麺1玉、鷹の爪1袋、柚子胡椒2袋、胡麻1袋
・賞味期限/冷凍で30日以上
・メーカー/もつ鍋・水炊き博多若杉

【豚骨がノウコウ〜】

『博多若杉プレミアム炊き餃子 2〜3人前セット』¥3480(税込・送料別)

材料を厳選して国産豚骨を3種ブレンドするというスープは、臭みなく、旨みが凝縮。もっちりひと口餃子からは肉汁が溢れ出す。胡麻、鷹の爪、さらには柚子胡椒とともに食すべし!

西の王者は博多か、宮崎か、実力伯仲!

さて、お次は宮崎にフォーカス。冒頭で話したランキングで一躍首位に躍り出て連覇を達成。というわけで、いくつか食した中からおすすめをふたつ。まずは高鍋町の「馬渡のもっちり餃子」。創業55年の老舗の味なんだが、その名の通り秘伝のもっちり皮が、おお〜、甘くやさしく、リッチで旨い。

そして噛み締めるどに餡も旨いなあ。キャベツやニラ、ニンニク、もちろん挽き肉。いろんな素材の旨みがぎゅっと包まれちょる。さらに同包された自慢のラードで焼くことで、焼き上がりはカリッと、香ばしい風味がつくことも見逃せない。

もうひとつは「ミヤチクのおいも豚餃子」だ。おいも豚は宮崎のブランドポークで、肥育の仕上げ期に宮崎県産のサツマイモを食べさせた豚。これを使っている。皮は品のいい薄皮で、これをパリカリッと焼いてパクリとやるとですね、うあ〜、豚がやさしく甘い。中には餡がたっぷりで、実にうまうまジューシー。そして付属の酢醤油と絶妙に合うね〜。抜群のバランス。宮崎、ヘルシーな実力県やね。

『ミヤチクおいも豚餃子 8個入り×3パック』¥2790(税込・送料別)

そしてやっぱり博多を忘れるわけにはいかない。屋台のひと口餃子も、鉄鍋餃子もいいわけだが、最後は少し趣向を変えて炊き餃子といこう。「博多若杉プレミアム炊き餃子」だ。博多らしい本格豚骨スープで炊いたひと口餃子なんだな。鍋に移して温めた豚骨スープ。これがトロンとして実に濃厚だ。

『博多若杉プレミアム炊き餃子 2〜3人前セット』¥3480(税込・送料別)

そこに投入する餃子はコロンと肉厚。炊き上がったところを口に運ぶと、もっちり食感の中からじゅわーっと肉汁が溢れ、豚骨スープとも一体になるのが旨し。小籠包的でもある。いやあ、全国の強者餃子どれもグー。修業はまだまだ続くあるな。

撮影/鵜澤昭彦、文/池田一郎

2023年6月号

※2023年6月号発売時点の情報です。

※全国での新型コロナウイルスの感染拡大等により、営業時間やメニュー等に変更が生じる可能性があるため、訪問の際は、事前に各お店に最新情報をご確認くださいますようお願いいたします。また、各自治体の情報をご参照の上、充分な感染症対策を実施し、適切なご利用をお願いいたします。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

画像ギャラリー

関連キーワード

この記事のライター

関連記事

昭和39年創業『丸満餃子』の「焼餃子」は“笑顔”が出る美味しさ

半解凍?全解凍?2種の食べ方に迷ってしまう 「まるごとみかん大福」は今治『清光堂』の自信作

神戸から届いた熱々のトロけるチーズケーキとは?女優・大野いとのお取り寄せ実食リポート

名古屋の人気店『和牛熟成肉 まるはち』自慢の熟成肉ハンバーグ これはご飯がすすむ!

おすすめ記事

佐倉城で改革を進めた堀田正睦 「開国」に導いたのはいったい誰だったのか

『ミスター味っ子』は“令和”になっても色あせない「料理バトル漫画」の傑作!! 「味吉陽一」親子と写真を撮りに中野に行こう!!

話題の「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」でほっと一息『角打ち KAN』のおでんは変わり種も豊富!

中古相場“爆上がり” ホンダの「NSX」は35年経っても色あせない

ご存じ!? 120年の歴史を持つ純国産炭酸水「WILKINSON(ウィルキンソン)」は 兵庫県宝塚市が故郷なんです!

“悪魔肉”とは?朝から4時間の至福『一条流がんこ 総本家分家 四谷荒木町』の中毒性のある一杯

最新刊

「おとなの週末」2024年6月号は5月15日発売!大特集は「町パン」

全店実食調査でお届けするグルメ情報誌「おとなの週末」。5月15日発売の6月号では、「うまくてエモい!…