子どもが好む“コーンマヨ”もある!町寿司の名店・千駄木『喜常寿司』は 懐にやさしい良心価格

『喜常寿司(きつねずし)』特選きつね13貫 3800円

全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・千駄木の寿司店『喜常寿司(きつねずし)』です。 ひとりでも家族でも訪れたくなる町寿司の名店 丸窓から中を覗くとカウンターもテーブル…

画像ギャラリー

全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・千駄木の寿司店『喜常寿司(きつねずし)』です。

ひとりでも家族でも訪れたくなる町寿司の名店

丸窓から中を覗くとカウンターもテーブルも屈託のない客の笑顔であふれていた。いい店に違いない、それが第一印象。数日後、暖簾をくぐればその予感は大いに的中した。つまみは身がぎっしり詰まった「本鮪かま煮」に、サメの心臓などの珍味と酒飲みの舌を喜ばせる一品がずらり。握りもそれぞれの身の張りに合わせて包丁を入れ、穏やかな酸味のシャリとの一体感を生んでいる。

特選きつね13貫 3800円

『喜常寿司(きつねずし)』特選きつね13貫 3800円 この日は大トロ、天然カンパチ、赤貝など、一級品のネタ揃い。白酢と赤酢をブレンドしたシャリが魚介の風味を引き立てる

「うちは家族で楽しんでもらえる町の寿司屋ですから」と生まれも育ちも千駄木の店主・田中洋一さん。ネタに妥協なしでも懐にうれしき良心価格は、毎朝豊洲に足を運ぶ日々の努力の賜物だ。チビッコが好むコーンマヨやサーモンなどの気取らないネタも用意して待っていてくれる。

【日本酒にこだわりあり】
日本酒はその時々で入れ替えつつ常時7〜8種類を置いている。魚介やシャリとの相性を考慮して、ドライな味わいの銘柄が中心だ。中にはかなり珍しいボトルも用意しており、他に焼酎やワイン、果実酒と全方位の酒をカバーする。

『喜常寿司(きつねずし)』

[住所]東京都文京区千駄木3-32-11
[電話]03-5809-0174
[営業時間]11時半〜14時(13時半LO)、17時半〜21時(20時半LO)
[休日]水、祝日の木
[交通]地下鉄千代田線千駄木駅2番出口から徒歩1分

撮影/貝塚隆、取材/菜々山いく子

※2023年5月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

画像ギャラリー

この記事のライター

関連記事

「バクダン」発祥のお店!老舗『金太楼鮨 浅草橋店』には町寿司の光景が広がっていた

【検証】時代はいま“鮨テキ”!? 寿司とテキーラは本当に合うのか?

東京、コスパ高の「進撃の町寿司」ベスト8店…なんと「3500円」で《まぐろ・いくら・うに・タイ》の高級ネタを発見、一見さん、ソロ活でも問題なし

鮮魚直送、うまい《立ち喰い寿司》ベスト5店の「コスパ高ネタ」を一挙大公開…!《新橋・築地・横浜・中野》で覆面調査隊が発見

おすすめ記事

「2024年お歳暮・冬ギフト」ランキング発表!フード部門ベスト7&スイーツ部門ベスト3

“バーキン”限定メニュー「ワイルドBBQバーガー」絶対うまいやん!! 「サクサクチキン」と「オニオンリング」にメロメロ!! 秘伝のダブルソースの新バーガーが超絶うまそう

日本の本当うまいラーメン「究極の一杯」女性が《すべて国産》でつくる、駅から徒歩20分の行列店を大調査

遠方のファンも訪れるうなぎの名店!天然ものと養殖を食べ比べる贅沢 横浜『うなぎ料理 しま村 高田本店』は卸問屋直営の質の良さと職人技で人気

【難読漢字】駅名当て 駅舎のモチーフはSLです

“茶リスタ”が繰り出す驚きのドリンク! 西荻窪『Saten Japanese tea』は独特の一杯が楽しめる日本茶専門店

最新刊

「おとなの週末」2024年12月号は11月15日発売!大特集は「町中華」

全店実食調査でお届けするグルメ情報誌「おとなの週末」。11月15日発売の12月号は「町中華」を大特集…