新大久保の裏通りに「武田信玄」の「隠れ湯」があるってマジか!?『万年湯』に入れば「超しっとり肌」でくつろげる!

「お客様が心落ち着け る空間にしたい」(武田さん)と、装飾などはごく控えめに。井戸水を軟水にしているため、風呂上りの肌は驚くほどしっとり

全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・新大久保の銭湯『万年湯』です。 旅気分も味わえる「軟水風呂」がやさしい新大久保の「隠れ湯」 にぎわう新大久保の大通りから、一本路地…

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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・新大久保の銭湯『万年湯』です。

旅気分も味わえる「軟水風呂」がやさしい新大久保の「隠れ湯」

にぎわう新大久保の大通りから、一本路地を入る。さらに角を曲がった先に『万年湯』が現れる。「ちょっと奥まっているのがいいでしょう。だから、うちは『都心の隠れ湯』を謳ってるんです。それに私の名前が名前なもので……」。そう言って少しにやっとしたご主人。

名刺を見ると、んん、「武田信玄」さん?「のぶよしと読みますが漢字は同じです」。なるほど、「信玄の隠れ湯」。粋ですね。1961年創業。変貌する新大久保の街で営み続け、2016年に全面リニューアル。

『万年湯』交互浴できるよう水風呂を備える

設備は新しくしつつ、木を生かした落ち着く脱衣場、白を基調としたタイル絵。品のよい、落ち着く空間だ。「お客さまが疲れない、オーソドックスな銭湯というのが一番でした」と武田さん。

大きな転換は、軟水化させる機械を導入したこと。湯質の劇的な変化は想像以上だったという。実際に湯に浸かってみると、入っているみなさん、くつろいだいい顔をしている。湯から出て肌をなでると、ほんとうにしっとり、入る前とまったく違うのだ。

『万年湯』

東京・新大久保『万年湯』

[住所]東京都新宿区大久保1-15-17
[電話]03-3200-4734
[営業時間]15時~24時(最終受付23時半)
[休日]土
[交通]JR山手線新大久保駅から徒歩5分

撮影/小島昇、取材/本郷明美
※2023年6月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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