プラスαで味わいが進化『月島もんじゃ うまうま 四谷三丁目店』@四谷三丁目 麻布十番で営む鉄板焼き店で「もんじゃを食べたい」という声が多く、2022年10月にもんじゃ専門店を立ち上げた。評判は上々で今年8月には三軒茶屋店…
画像ギャラリーかつては駄菓子屋で子供達を虜にし、月島では町をあげての名物となったもんじゃ焼き。そして今、月島を飛び出し、都内各所で新店ができるブームとなっている。今回は注目の新店を紹介なのだ!
海老ダシと斬新メニューでもんじゃ界に一風を巻き起こす『元祖海老出汁もんじゃのえびせん 渋谷ストリーム店』@渋谷
ひと口食べると、エビの旨みのパンチが炸裂!看板メニューである元祖海老出汁もんじゃスペシャルのベースである海老ダシは、低温乾燥させたエビの殻を5~6時間煮出し、香味野菜とその野菜ペーストを加えて仕上げるという。
「洋のエッセンスも少し意識しています」と調理長の羽方さんの言う通り、フレンチのアメリケーヌソースのようなリッチな風味を感じられるのがおもしろい。
毛沢東スパイスマーボー 1089円、元祖海老出汁もんじゃスペシャル 1749円
ほかに博多とんこつラーメンやイカ墨リゾット、マーボーなど、旅するもんじゃをテーマに、世界や日本各地の料理をもんじゃに変身させている。
「一見難しそうですが、もんじゃは意外と何でも合うんです」と、店長の保下さん。
ビッグターミナルの渋谷駅直結というアクセスの良さも相まって、気軽にもんじゃのおいしさ、新たな世界を体験するにはうってつけの一軒だ。
[住所]東京都渋谷区渋谷3-21-3 渋谷ストリーム2階
[電話]03-6427-3537
[営業時間]11時半~15時(14時LO)、17時~23時(22時LO)
[休日]無休
[交通]地下鉄銀座線ほか渋谷駅C2出口直結
リズミカルに響く音もご馳走『六本木もんじゃ4RO(シロ)』@六本木
下町生まれのもんじゃ焼きを六本木スタイルにアレンジしたらこうなった。店長の杉浦さんが力作!と胸を張るのが「4ROもんじゃ」で、そのままソテーして食べたくなるようなジャンボサイズのホタテがどどんと乗り、生地にはベシャメルソースも入る。
4ROもんじゃ 2300円、うにクリームもんじゃ 3800円
スタッフによる焼き方にもおいしさアップの秘訣があって、土手に生地を流し込んだら両手に持ったコテでカカンッ、カカンッと具材を細かく、細か〜く刻んでいく。鉄板から響く音はどこか祭囃子のようで気分も盛り上がること間違いなしだ。
そして全部の具材が生み出すなめらかな一体感は、まるでそれ自体が濃厚なソースのよう。
ほかにもプレミアムな「うにクリーム」や突き抜ける辛さの四川風といった変わりダネ、旬の食材を使った月替りの味も。メニューはそんな迷う楽しさでいっぱいだ。
[住所]東京都港区六本木7-18-7
[電話]03-6455-5504
[営業時間]17時〜23時(フード22時、ドリンク22時半LO)
[休日]無休
[交通]地下鉄日比谷線ほか六本木駅2番出口から徒歩1分
プラスαで味わいが進化『月島もんじゃ うまうま 四谷三丁目店』@四谷三丁目
麻布十番で営む鉄板焼き店で「もんじゃを食べたい」という声が多く、2022年10月にもんじゃ専門店を立ち上げた。評判は上々で今年8月には三軒茶屋店もオープン。
定番から変わり種まで幅広く揃い、看板メニューは自家製のホワイトクリームがたっぷりのった海鮮クリームもんじゃ。
海鮮クリームもんじゃ 1980円、カレーコンビーフもんじゃ 1580円
贅沢に使われている桜エビと切りイカの風味が効いてクリーミーな味わいが引き締まり、仕上げに白コショウをかけるとさらに旨みが増す。
もんじゃを焼いているときは大量のキャベツに驚くが、出来上がりを食べると意外にキャベツが主張していない。
「口の中でキャベツが少し残る程度のサイズ感にこだわっていて、仕入れの状態でも変えています」と、竹下さんの話を聞いて納得。食べきれるか不安になるけど、ペロリと完食してしまう。
[住所]東京都新宿区四谷3-8-4 中央ビル7階
[電話]03-6380-0311
[営業時間]17時~23時(22時LO)、土・日・祝:12時~23時(22時LO)
[休日]無休
[交通]地下鉄丸の内線四谷三丁目駅3番出口から徒歩1分
旨みたっぷりの濃厚もんじゃと鉄板つまみでお酒が進む!『もんじゃ駒と』 @中目黒
知る人ぞ知る老舗のもんじゃ店を受け継ぎ、2023年6月に再オープン。月島の人気店から伝授されたもんじゃは、ウスターソースがベースとなったシンプルな味付けで、老舗御用達の超極細きりいかを加えるのがポイントだ。旨みがにじみ出る絶妙な細さで、食べるときも邪魔にならない。
さらに鉄板で焼く際は、水分を飛ばしてとろみを出してお酒が進む濃厚な味に仕上げるのがコツ。
鶏軟骨のとろぷるスペシャルもんじゃ 1518円、3種のチーズもんじゃ 1518円
人気の鶏軟骨のとろぷるもんじゃは、鶏軟骨のコリコリ食感がアクセントになって、つまみ感覚で楽しめる。仕上げにのせられた生卵を生地に絡めたり、少し待って目玉焼きにしてから食べるのも美味。
3種のチーズのもんじゃは、食べ始めはトマトのサッパリとした味から時間が経つにつれてチーズが香ばしくなり、ワインのお供にぴったりだ。
[住所]東京都目黒区上目黒2-6-3
[電話]03-6452-2345
[営業時間]月・火・水17時~翌2時(翌1時LO)、木・金・土17時~翌朝5時(4時LO)
[休日]日
[交通]東急東横線ほか中目黒駅東口から徒歩2分
撮影/小澤晶子(もんじゃのえびせん、4RO、駒と)、谷内啓樹(うまうま)、取材/井島加恵(もんじゃのえびせん、うまうま、駒と)、菜々山いく子(4RO)
※2023年12月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。