常に「和食料理人」と「蕎麦職人」が腕を振るう“最強の蕎麦酒場”『くろきつね』 のど越しよく打ち上げた「九一」の「もりそば」で軽やかに〆る

豚そば 1600円 豚バラ肉のコクと甘みによってツユはさらに深みを増す

全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・六本木の蕎麦酒場『くろきつね』です。 和食と蕎麦、どちらも高い完成度を追求 厨房では常にふたりの職人が腕をふるっている。和食と蕎麦…

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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・六本木の蕎麦酒場『くろきつね』です。

和食と蕎麦、どちらも高い完成度を追求

厨房では常にふたりの職人が腕をふるっている。和食と蕎麦、いずれもそれぞれの技を追求したプロだ。和食の料理長によるつまみは素材を吟味し華やかに盛り付けたお造りに、薄衣でさっくり揚げた天ぷら、さらに季節ごとの一品料理を織り交ぜて、まるで割烹のような佳肴が並ぶ。

もちろん蕎麦も負けてはいない。するりとのど越しよく打ち上げた九一の「もりそば」で軽やかに〆るって手もあるけれど、温蕎麦もいいだろう。こちらは丸抜きにさらに甘皮を足して挽いた田舎蕎麦。

豚そば 1600円

『くろきつね』豚そば 1600円 豚バラ肉のコクと甘みによってツユはさらに深みを増す

温かな汁に浸った太打ちからは湯気と共に野趣あふれる香りが立ち、穀物らしいふくよかな甘みがなんとも素朴だ。本枯節の一番ダシで作るツユの澄んだ旨さにも思わずほぅっとため息がもれる。

『くろきつね』

東京・六本木『くろきつね』

[住所]東京都港区西麻布3-1-20 Dear西麻布2階
[電話]03-6721-0933
[営業時間]11時半〜15時(14時半LO)、18時〜23時(22時半LO)
[休日]日・祝
[交通]地下鉄日比谷線ほか六本木駅1c出口から徒歩4分

おとなの週末2024年4月号は「おにぎりとおべんとう」

2024年4月号

撮影/沼沢善将、取材/菜々山いく子
※2023年12月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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