TRYラーメン大賞「沿線食べ歩き」

注目の新店や名店がそろう「中央線」!! 『中華蕎麦 ひら井』や「ビブグルマン」受賞の『there is ramen』など6店を特集【TRYラーメン大賞】

「東京で一番旨いラーメンを決めようじゃないか」 と2000年にスタートした「TRY(トライ)」。TRYはTokyo Ramen of the Yearの略称だ!! 月刊誌『おとなの週末』では、『TRYラーメン大賞「沿線食…

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「東京で一番旨いラーメンを決めようじゃないか」 と2000年にスタートした「TRY(トライ)」。TRYはTokyo Ramen of the Yearの略称だ!! 月刊誌『おとなの週末』では、『TRYラーメン大賞「沿線食べ歩き」』を大好評連載中だ。第3回では、「JR中央線」沿線をご紹介する。TRY常連店やビブグルマンでも評された注目のTRY新店など、高評価な6店をご紹介しよう。

歴史ある超名店、良質な新店名店が揃う

TRYラーメン大賞「沿線食べ歩き」

 東京駅から新宿駅を経由し、多摩方面に向かうJR中央線は、通学や通勤、レジャーの足として重宝されている。特に中野~西荻窪の界隈には中央線カルチャーを象徴するような独特の大衆文化が根付いている。たとえば中野は“サブカルの街”、高円寺は“古着の街”など、駅ごとに個性あふれる文化が発展してきた。

ラーメンを含む食文化も豊かで、沿線には、東京ラーメンの礎を築いた『春木屋』(荻窪)や東京豚骨醤油の元祖『ホープ軒本舗』(吉祥寺)、魚介豚骨の発祥『中華そば青葉』(中野)、濃厚豚骨で“TRY19年連続受賞”の偉業を果たした『きら星』(武蔵境 ※昨年閉店)など、名店が集まっている。

中央線の上記の駅の店舗をご紹介します

TRY常連の『鶉(うずら)』や有名店出身の『麺家 龍』、西東京の人気店が手掛ける『あらしん』や『鯨人(げいにん)』、開業3年目にして「名店部門 とんこつ」を制した『ひら井』、オープン2年目で「ビブグルマン」にも選出された『there is ramen』など、新旧の人気店をぜひ巡ってみてほしい。

TRY名店部門とんこつ 1位/「中華蕎麦 ひら井」@国分寺「中華蕎麦」

「中華蕎麦 ひら井」@国分寺「中華蕎麦」1,000円(税込)

2021-2022年の新店部門 とんこつ&つけ麺で1位に輝き、わずか2年余りで名店部門とんこつのトップに上り詰めた。深い旨みで魅せる芳醇なスープは豚、鶏、牛の三重奏。スモーキーな炭火焼油が食欲をかき立てる。重厚なスープにも負けない自家製麺の旨さも特筆もの。

[住所]東京都府中市栄町2-11-7
[営業時間]11時~15時、土曜日・日曜日11時~17時
[休日]火曜日
[交通]JR中央線ほか国分寺駅南口より徒歩15分

TRY新店部門にぼし 2位/「there is ramen」@荻窪「チャーシュー麺」

「there is ramen」@荻窪「チャーシュー麺」1,200円(税込)

親鶏とゲンコツの旨みに煮干しの風味をガツンと効かせた後を引く味わい。一番人気の「チャーシュー麺」は、厚めに切られた柔らかな豚バラ&肩ロースが丼を覆い尽くす。

「there is ramen」店主 髙橋佑之輔さんから一言「昔ながらの商店街を覗いてみるのも楽しいですよ!」

[住所]東京都杉並区天沼3-10-16
[営業時間]11時~16時、18時~21時30分、土曜日・日曜日・祝日11時~21時30分(売り切れ次第終了)
[休日]なし
[交通]JR中央線ほか荻窪駅北口より徒歩5分

TRY新店部門とんこつ 1位/「麺家 龍 ~Ryo~」@荻窪「ラーメン(並)」

「麺家 龍 ~Ryo~」@荻窪「ラーメン(並)」850円(税込)

店主は人気店『武道家』の出身。力強いゲンコツの旨みに鶏の甘みを重ね、バランスよくまとめた豚骨醤油は、まさに家系の鑑! しっとりきめ細やかな焼き豚も絶品だ。

[住所]東京都杉並区荻窪4-32-8
[営業時間]11時~15時、17時~20時、日曜日11時~16時
[休日]月曜日
[交通]JR中央線ほか荻窪駅南口より徒歩3分

TRY名店部門みそ 優秀賞/「東京味噌らーめん 鶉」@武蔵境「味噌ラーメン」

「東京味噌らーめん 鶉」@武蔵境「味噌ラーメン」980円(税込)

東京産や愛媛産など6種類の味噌を使った味噌ダレに、鶏と豚、カツオ節やサバ節などでとったスープを合わせ、立体的な味に仕立てている。香りの良いゴボウ油がアクセント。

「東京味噌らーめん 鶉」店主 近藤龍臣さんから一言「武蔵境で行われる「中央線ビールフェスティバル」は夏の恒例イベントです!」

[住所]東京都武蔵野市境2-3-20
[営業時間]11時~15時、土曜日・日曜日11時~16時
[休日]木曜日
[交通]JR中央線ほか武蔵境駅北口より徒歩5分

TRY新店部門汁なし 2位/「ラーメンあらしん」@立川「油そば」

「ラーメンあらしん」@立川「油そば」1000円(税込)

『ムタヒロ』の別ブランド。「油そば」は極太麺に濃厚な醤油ダレと背脂、ニンニクを合わせた背徳の味。佐賀県産のご飯「さがひより」がよく進む。

[住所]東京都立川市錦町2-1-1
[営業時間]11時30分~15時、18時~23時、日曜日11時30分~15時、18時~21時
[休日]なし
[交通]JR中央線ほか立川駅南口より徒歩4分

TRY新店部門とんこつ 2位/「鯨人」@三鷹「鯨人黒ラーメン」

「鯨人」@三鷹「鯨人黒ラーメン」880円

東小金井の行列店『くじら食堂』による別ブランド。推しは、豚頭やゲンコツ、鶏ガラなどでとる濃厚なスープにパワフルな醤油ダレを合わせた骨太な豚骨醤油ラーメン。

[住所]東京都武蔵野市西久保1-5-8
[営業時間]11時~15時、18時~21時、日曜日11時~15時
[休日]なし
[交通]JR中央線ほか三鷹駅北口より徒歩5分

TRY(トライ)とは?

「TRY(トライ)」は、Tokyo Ramen of the Yearの略称。「東京で一番旨いラーメンを決めようじゃないか」という呼びかけのもと、情報誌『TOKYO★1週間(現在は休刊)』 誌上で2000年よりスタートしたラーメンアワード企画。

審査員・ゲスト審査員は、「TVチャンピオン」最後のラーメン王・青木誠氏、“元祖ラーメンクイーン”レイラ女史、そして“最強のラーメンブロガー“であり、昨今は「マツコの知らない世界」(TBS系)に出演するなど多方面で活躍中のしらす(斉藤光輝氏)。

さらに、通称“ラーメン官僚かずあっきぃ”として数多くのメディアでラーメン情報を発信している田中一明氏、ラーメンと城をこよなく愛し、全国のラーメンを食べ歩く尾瀬氏、年間外食数約2500食のうち約1800食がラーメンというまろ氏の6名。

新店部門のみ審査を行うゲスト審査員に、いけ麺氏、しらけん氏が加わり、計8名で審査を行なっている。

第24回 業界最高権威 TRYラーメン大賞 2023-2024

撮影/小澤晶子、近藤誠、中橋正治、西崎進也、沼沢善将
文/松井さおり
イラスト/酒井ヒロミツ

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