『紀尾井町とんかつ・洋食ひとみ』には、ほぼココでしか食べられない豚がある レジェンドの技で揚げられたとんかつの旨さに驚愕

全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・永田町のとんかつ店『紀尾井町 とんかつ・洋食 ひとみ』です。 至宝の豚肉×名人技が唯一無二の味を完成させる これが日向マジックか。…

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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・永田町のとんかつ店『紀尾井町 とんかつ・洋食 ひとみ』です。

至宝の豚肉×名人技が唯一無二の味を完成させる

これが日向マジックか。いやあ、悔しいほど完璧。それもそのはず、とんかつを部位ごとに楽しませるコース形式を考案するなど業界に新風を吹き込み、数々の人気店を育ててきたレジェンド、日向准一さんが自ら腕を振るっているのだから。

ここはとんかつ&洋食の2本柱という自身の集大成的な店で、看板食材に選んだのが梅山豚などを掛け合わせた四元豚、茨城県岩瀬牧場の「長右衛門豚」だ。

長右衛門豚ロースかつ 4980円

『紀尾井町 とんかつ・洋食 ひとみ』長右衛門豚ロースかつ 4980円 肉汁を隅々まで感じる旨さ。8ヵ月ほど掛けて肥育した「長右衛門豚」は個体が小さいため肉塊を斜めにカットして大きさを出すよう工夫。トリュフバターなど味わいも多彩

自家飼料で長期肥育したそれは香りが極めて良く、味は濃厚。出荷数が少ないため、ほぼこの店でしか味わえない稀有な豚だとか。そんな至宝の肉と名人技が交われば……ご覧ください、黄金の衣、甘美な脂、ロゼの断面に麗しの肉汁がうっすら滲む。揚げている時の重さの変化で火入れを見極め、余熱で蒸らしながら仕上げた旨さはまさにマジック。驚きます。

『紀尾井町 とんかつ・洋食 ひとみ』

『紀尾井町 とんかつ・洋食 ひとみ』

[住所]東京都千代田区紀尾井町1-3 東京ガーデンテラス紀尾井町3階
[電話]03-6272-6685
[営業時間]11時半~15時(14時半LO)、17時~22時(21時LO)
[休日]無休(年末年始は休み)
[交通]地下鉄半蔵門線ほか永田町駅9a出口からすぐ

おとなの週末2024年7月号は「下町ぶらグルメ」

『おとなの週末』2024年7月号

撮影/西崎進也、取材/肥田木奈々
※2024年3月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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