どのパンもおいしいんです。でも、今回は『おとなの週末』スタッフたちが「魚介系のパン」が食べたいとなったら真っ先に思い付くパン屋さんを集めました。近くに出かけたらぜひ、いえ、わざわざ買いに行ってみてほしい美味揃いです。定番のパンの中で、意外と多いのが魚介系のパン。白身魚があれば、貝類にイカ、魚肉ソーセージも。実はその店の個性が見える、隠れたバロメータです。
画像ギャラリーどのパンもおいしいんです。でも、今回は『おとなの週末』スタッフたちが「魚介系のパン」が食べたいとなったら真っ先に思い付くパン屋さんを集めました。近くに出かけたらぜひ、いえ、わざわざ買いに行ってみてほしい美味揃いです。定番のパンの中で、意外と多いのが魚介系のパン。白身魚があれば、貝類にイカ、魚肉ソーセージも。実はその店の個性が見える、隠れたバロメータです。
『ナカノヤ』 @江戸川橋
「これでも少なくなったんだよ」。惣菜パンをはじめ、多彩なラインナップが並ぶ陳列棚を見て、店主の小坂 保さんはそう言った。それでも約80種。
「納豆トルティーヤ」に「カツオフライ」、六本木の有名店で働く3男の影響を受けた「ブール」まである。バイタリティのある小坂さんのパンに目移り必至。気づけばトレーが満杯になるだろう。
イカフライ 270円
【コレも食べて!お店のおすすめパン】ベーコンエッグ 200円
埼玉・田中農場の卵を使った目玉焼きの周りをベーコンがぐるりと囲む。ソースとマヨネーズでお好み焼きのような味がすれば、ケチャップとベーコンでピザっぽさもある。和洋折衷だ
[住所]東京都文京区関口1-2-8
[電話]03-3268-5583
[営業時間]7時〜19時
[休日]月
[交通]地下鉄有楽町線江戸川橋駅4番出口から徒歩4分
『マルフジパン』 @練馬
『マルフジパン』の朝は早い。6時半過ぎには開店。昼過ぎには売れちゃってるパンが多いから要注意だ。昭和53年の開業。「変に変えずに、ずっと同じやり方でやっている」と奥様のきみ子さん。
コッペが甘く懐かしく、ソースの染みた貝柱が旨い「ほたてサンド」も見逃せない。昔ながらのふっくらパン。昔、小遣い持って買いに行ったなぁ。
ほたてサンド 240円
【コレも食べて!お店のおすすめパン】おぐらパン 200円
手に取るとズッシリくるほど小倉あんがたっぷり。でも決して甘過ぎず、風味よく、ふっくらした金時豆も入っている。あんこっておいしいね〜って何とも和む味なのだ
[住所]東京都練馬区豊玉中3-15-16
[電話]03-3948-4296
[営業時間]6時半〜18時
[休日]日
[交通]西武池袋線ほか練馬駅A1出口から徒歩8分
『ふらんすや』 @北千住
先輩の店を引き継ぎ18年。素材にこだわったパン各種やその場でクリームを詰めてくれる「ホワイトロール」(146円)などの甘いパンを取り揃え、北千住でも屈指の人気店に。
フランクフルト、コロッケ、ローストビーフなど惣菜パンも多種用意する。中でもアジフライバーガーはしっかりアジの旨みが楽しめるとあって、ファンの多い逸品だ。
こだわりアジフライバーガー 345円
【コレも食べて!お店のおすすめパン】無添加食パン 226円
北海道産の小麦粉100%で、添加物は不使用というもの。ふっくら焼き上げられ、香りよくもっちりとした食感が特長。どんな食のシーンにも合う、店を代表するパンだ
[住所]東京都足立区千住3-55
[電話]03-6812-0625
[営業時間]7時半〜19時半
[休日]水
[交通]JR常磐線ほか北千住駅2番出口から徒歩5分
『キムラヤ』 @経堂
経堂のすずらん通り商店街で70年余。3代に渡ってお客さんが訪れる、町に欠かせない名店だ。ロの字型の店内は通路が広く、どんな方でも利用しやすい。それを囲むように、最大約65種のパンがズラリ。
魚肉ソーセージを包んで揚げた「お魚ソーセージパン」や「シベリア」のような懐かしパンに、日本テレビ公認の「アンパンマン」も!
お魚ソーセージパン 190円
【コレも食べて!お店のおすすめパン】シベリア 280円
こしあんと棒寒天で作る羊羹は、口溶けがよく水ようかんのよう。しっとりしたカステラロールの生地も相まって、上品にまとまっている。「食べやすいように」と横に切れ目を入れ、上下にセパレートさせている
[住所]東京都世田谷区宮坂3-19-2
[電話]03-3429-7850
[営業時間]9時〜18時
[休日]日・祝、第2・第4月
[交通]小田急線経堂駅北口から徒歩5分
撮影/鵜澤昭彦(ふらんすや)、小島昇(ナカノヤ、マルフジパン、キムラヤ)、取材/池田一郎(マルフジパン)、編集部(ナカノヤ、ふらんすや、キムラヤ)
※2024年6月号発売時点の情報です。
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