“魔性のカレー”を中目黒で発見! 極狭のスペースで食べるスパイシーなカレーが飛びぬけた旨さ 『魔皿カレー』は「ボンベイ」系列の新店だった

全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・中目黒のカレー店『魔皿カレー』です。

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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・中目黒のカレー店『魔皿カレー』です。編集部が食べ歩いて、三ツ星5店を選出、その第2位です!

魔皿とマサラを掛けた店名も楽しいスタンドカレー

思わず二度見する怪しげな店名。しかも極狭&スタンディング。が!そんなハードルも軽く超えられる理由はそこに旨いカレーがあるから。そりゃそうだ、実はあの柏の名店「ボンベイ」系列の新店、そんじょそこらのスタンド店とはレベルが違うのです。

特徴は本店の裏メニューをさらに改良してラインナップしていること。肉も野菜も全て国産、高品質のスパイスは鮮度を大切に、軸となるスープやピクルスも店内でイチから作る。ライスもなるべく炊きたてにこだわり、1日10回ほど炊くそうだ。

玉 ドライキーマカレー(赤) 1200円 ※たまご&たぬきトッピング(各+100円)

『魔皿カレー』玉 ドライキーマカレー(赤) 1200円 ※たまご&たぬきトッピング(各+100円) 仕上げに削るヒマラヤ岩塩の硫黄が鼻腔に残るスパイス香を引き立てる。辛さは選べる

定番はチキンカレーのソースとキーマを合わせた通称“ゆるキーマ”「魔皿カレー」だが、今回は超辛口ドライキーマを推したい。極粗挽きの鶏もも肉がたっぷり、全部混ぜ混ぜして挑めば辛味、旨み、酸味、スパイスの香りが口内スパーク! ぐいぐい引き込まれる魔性の皿です。

オーナーの磯野晃一さん「全体を混ぜて三位一体の味を楽しんでください」

【三ツ星ポイント】
・味…10
・接客…7
・コスパ…9
・立地…10
36点。妥協しない素材の質と味の組み立てはさすが。スタンディングだが通し営業なので気軽にふらっと行ける。

『魔皿カレー』

中目黒『魔皿カレー』

[住所]東京都目黒区上目黒1-20-8
[電話]03-6262-2976
[営業時間]10時~21時
[休日]無休
[交通]東急東横線ほか中目黒駅正面改札から徒歩1分

おとなの週末2024年12月号は「町中華、ときどきガチ中華」

『おとなの週末』2024年12月号

撮影/西崎進也、取材/肥田木奈々
※2024年9月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

…つづく『カレーに丼にトルコライスも!食堂で食べられる絶品「かつ料理」7選 “フタが閉じない”かつ丼ってなんだ!?』では、覆面調査隊がバリエーションも豊富で、迷う楽しさもある町の食堂かつを実食レポートしています。

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