×

気になるキーワードを入力してください

SNSで最新情報をチェック

全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・東日本橋の串焼き店『味道』です。

熊野地鶏のうまさと純米燗酒に酔いしれる

この焼鳥、ただものじゃない。ひと口目、肉の弾力がまずすごい。さらに噛みしめると、肉の旨みと脂身のコクがぐっと広がる。鶏は店主・長尾周三さんが惚れ込んだ熊野地鶏だ。

「肉質、脂、香り、とにかくバランスがいい」と長尾さん。その黄金比には秘密がある。軍鶏の一種に「伊勢赤どり」と「名古屋コーチン」を掛け合わせ、それぞれのよさを併せ持つよう開発された品種なのだ。

おまかせ5本コース(ムネ、レバー、ソデ、つくね、ネギマ) 2970円、神亀 純米辛口 1100円

『味道』(手前)おまかせ5本コース(手前から順に ムネ、レバー、ソデ、つくね、ネギマ) 2970円、(左奥)神亀 純米辛口 1100円 胸肉にはわさび、レバーに黒酢と醤油などその部位の味を引き出す味付けで提供される

10年前に熊野地鶏と出合って以来、長尾さんはその魅力を最大限に引き出すべく進んで来た。炭は紀州備長炭、塩はフランスの天日塩を使う。日本酒は「神亀」を中心に純米酒の「燗」をすすめ、ワインはナチュールのみ。

「自分たちの食べたいもの、飲みたいものしか出したくないんです」と長尾さんと女将の千広さん。この店を訪れた人は、その言葉に深くうなずくのだ。

『味道』

店主の長尾周三さん、女将の千広さん「昼飲み営業も不定期であります!SNSをご覧ください。」

『味道』店主の長尾周三さん、女将の千広さん

東日本橋『味道』

[住所]東京都中央区東日本橋2-9-4
[電話]03-3865-2366
[営業時間]17時半~22時 ※不定期で祝日に「昼呑み」あり、SNSでお知らせ
[休日]水、日
[交通]都営浅草線東日本橋駅B3出口から徒歩2分

■おとなの週末2025年2月号は「醤油ラーメン」

『おとなの週末』2025年2月号

撮影/浅沼ノア、取材/本郷明美
※2024年7月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

…つづく「飯田橋ランチ&晩ごはんを覆面調査!味よし、コスパ良しの厳選7軒 焼き鳥×和酒飲み比べのお得感!」では、覆面調査隊が飯田橋でのランチや晩ごはんのお店を実食調査!コスパが良かった7軒を厳選して紹介します。

icon-gallery
関連記事
あなたにおすすめ

この記事のライター

おとなの週末Web編集部
おとなの週末Web編集部

おとなの週末Web編集部

最新刊

ラーメンの原点とでも言うべき醤油ラーメンを特集。老舗から新店まで、食べておきたい、食べるべき一杯を集…