「多皿系カレー」ランキングで第1位を獲得! 東京で食べられるネパールカレー  

全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・春日のカレー店『ピプレー』です。

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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・春日のカレー店『ピプレー』です。オーナーシェフはドンガナ・スラジさん。「多皿系カレー」を編集部が実食し、ランキングをつけた中で、第1位に輝いた名店です。

混ぜるほどに調和、素材の滋味を感じるカレーとおかず

ダルバートとはいわゆる“定食”のこと。とはいえ日本でも大衆食堂のわんぱくなそれもあれば料亭や割烹で出す御膳もあるだろう。この店は間違いなく後者のタイプ。

オーナーシェフの ドンガナ・ スラジさんは東欧や中東の有名ホテルで腕を磨き来日した。彼が目指すのは素材を感じるネパール料理。そのためスパイスの組み合わせはもちろんヨーグルトやパニール(チーズ)、ギーまで手作りする。

ダルバート(チキン) 2290円(夜は1800円)

『ピプレー』ダルバート(チキン) 2290円(夜は1800円)(カレー左から順に)ダルスープ 3〜4種の豆をブレンド。とろんとなめらかな舌触りだ、チキンカレー 鮮やかなスパイスの香りからコクと旨みが広がる、タルカリ 旬の野菜のカレー風味炒め、(おかず時計回りに)アチャール、特製ソース 甘みと辛さのトマトソースでご飯やおかずとの相性良し、青菜炒め、スパイスチキン タンドール釜で香ばしく焼き上げている、ニンジンとマスタードの和え物、キュウリのゴマとレモンの和え物 レモンの酸味を効かせた爽やかな味わい、(中央)バスマティライス

そんなダルバートに挑めば、ダルスープはふくよかな豆の甘みが広がるし、チキンカレーはスパイスの香りによって鶏のコクが膨らんでいる。和え物や青菜炒めといったおかずも素材の滋味が伝わる端正な作りだ。全部を混ぜ合わせれば、異なる味わい、香り、食感が調和して見事な一体感を生んでいる。

『ピプレー』広々とした席で居心地も良い。ネパール人スタッフによるサービスも好印象
『ピプレー』オーナーシェフのドンガナ・スラジさん

春日『ピプレー』

[住所]東京都文京区小石川2-24-14 2階
[電話]03-3814-1169
[営業時間]11時〜15時(14時半LO)、17時〜23時(22時LO)
[休日]無休
[交通]都営三田線ほか春日駅A5出口から徒歩5分

おとなの週末2025年2月号は「醤油ラーメン」

『おとなの週末』2025年2月号

撮影/小島昇、取材/菜々山いく子
※2024年9月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

…つづく『驚きのカレーでリピート必至!”本当は教えたくない”カレー専門店6選 2日間かかる「無水カレー」とは?』では、店主たちによるこだわり抜かれた絶品のカレーを食レポートしています。

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