毎日でも食べたくなるカレーを発見! 店主30年の集大成、野菜カレーが定食の核

全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・森下のカレー店『深川インド 月と亀』です。

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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・森下のカレー店『深川インド 月と亀』です。「多皿系カレー」を編集部が実食し、ランキングをつけた中で、第4位にランクインしたお店です。

おだやかなスパイス感が胃袋を包み込む

これは毎日でも食べたくなるカレーだ。野菜たっぷりで軽やか。しかもスパイス使いはシンプルな上にとがったところがひとつもない。これこそ割烹からエスニックまで30年間、幅広いジャンルで腕を振るってきた店主の集大成なのだ。

「身体に優しくて、おいしくて、しかも安い、こんな素敵な料理って他にないでしょう?」とにっこり語る。

鰯のつみれカレー定食 1150円(ポークビンダルー追加+300円)

『深川インド 月と亀』鰯のつみれカレー定食 1150円(ポークビンダルー追加+300円) (小皿:手前から)ラッサム トマトの軽い酸味が爽やか、野菜カレー、ポークビンダルー 甘酸っぱいスープが豚肉の味を膨らませる、鰯のつみれカレー 岩手から脂の乗った刺身用のイワシを仕入れ、ほろっとした繊細な口当たりに仕上げている、サラダ、(手前の皿:右)パパド、(中央)雑穀ライス 24時間かけて精米した雑穀入りの熟成米。もちもち感がさらっとしたカレーに合う、(左上)ポリヤル (左下)アチャール

定食の中でも核となるのが野菜カレー。南インドではサンバルと呼ばれる味噌汁的な存在で、野菜と豆がほっこり甘くて後からスパイスの香りがふっと鼻を抜けていく。もっちり炊いた雑穀米のご飯と合わせれば、夏の疲れた胃袋もたちまち元気を取り戻す。

『深川インド 月と亀』

森下『深川インド 月と亀』

[住所]東京都江東区新大橋3-7-3
[電話]非公開
[営業時間]11時半〜14時半(14時LO)
[休日]金・土(他に不定休あり)
[交通]都営新宿線ほか森下駅A1出口から徒歩1分

おとなの週末2025年2月号は「醬油ラーメン」

『おとなの週末』2025年2月号

撮影/小島昇、取材/菜々山いく子
※2024年9月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

…つづく「サブメニューと侮るなかれ!喫茶店、蕎麦屋、ラーメン屋の極旨カレー7選」では、覆面調査隊が専門店じゃなくてもメインメニューに負けない存在感を発揮している、カレー“も”美味しい店を実食レポートしています。

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