内臓が苦手でも食べられるやさしい味 毎日通える飽きないシャルキュトリー専門店を発見!

全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・江戸川橋のビストロ店『Abats(アバ)』です。

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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・江戸川橋のビストロ店『Abats(アバ)』です。

街角にたたずむシャルキュトリーデリ

かつて本郷にあったシャルキュトリーがスペシャリテの人気ビストロ『アバ』。ここはその店主だった門脇憲さんが開いたシャルキュトリー専門店だ。

豚を解体するところから手掛け、年間を通して40~50種類ものシャルキュトリーを作るなど、門脇さんは以前にも増してシャルキュトリーに全力投球。

くるみのパテ・ド・カンパーニュ 900円

『Abats(アバ)』くるみのパテ・ド・カンパーニュ 900円 くるみの食感とコクが特徴

保存料なども一切無添加、肉汁を逃さないようパテにはプレスをかけず、独自の製法で旨みを閉じ込めるなど、そのレシピにも創意工夫が積み上げられている。そうして丁寧に仕込んだシャルキュトリーは、内臓が苦手という人でも食べられるやさしい味になった。

世界中を旅して料理の武者修行をしたという門脇さん。そのときに衝撃を受けたのがヨーロッパのシャルキュトリー文化だという。

現地では日常生活の一部であるシャルキュトリーを「日本の食卓にも届けたい」、そんな気持ちが店を開いた理由でもある。そして今、ご近所で愛される店は、思い描いた姿に着々と近づいている。

『Abats(アバ)』

江戸川橋『Abats(アバ)』

[住所]東京都新宿区山吹町332
[電話]080-6627-2335
[営業時間]11時~18時半、日:12時~16時
[休日]月
[交通]地下鉄有楽町線江戸川橋駅2番出口から徒歩5分

■おとなの週末2025年4月号は「おいしい空港

『おとなの週末』2025年4月号

撮影/西崎進也、取材/岡本ジュン
※2024年10月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

…つづく『シャルキュトリーって何?フランス人も唸る!この道30年の名手に魅力を聞いた』では、意外と知らないシャルキュトリーとは何なのか、名店の店主に聞いてきました。

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