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タバコを吸う演技で見せる細かな感情表現

最近のドラマでは、タバコを吸うシーンをほとんど見なくなりました。健康増進法が改定されて以来、規制や社会的な意識の変化から減少傾向にあるといいます。昔のドラマでは、さまざまなシーンでタバコを吸ったり、灰皿に山盛りになったタバコがアップになったりなど、タバコを演出に使うことによって、そのシーンで伝えたい悲哀やイライラ、あるいは緊張感など、言葉にしないけれど細かな感情表現ができていたように思います。

最近のドラマではタバコを吸うシーンはほとんどなくなっている(photoAC)

タバコのシーンと言って思い出すのは、「太陽にほえろ!」(1972〜78年/日本テレビ系)で、「ジーパン刑事」を演じた松田優作がタバコを咥えて命尽きる殉職シーンです。銃で撃たれたジーパン刑事が、手についた血を見て「なんじゃこりゃ」と叫び倒れ込む。最後にポケットからタバコを取り出し口に咥えるが、それがポロッと落ちて最期を迎える。なんとも印象的なシーンでした。みなさんにも心に残る名シーンがあるのではないでしょうか。

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おとなの週末Web編集部
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