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■難読漢字、食べ物編の正解はこちら

正解:ハマグリ

ハマグリは、日本でも古くから親しまれてきた二枚貝で、潮の香りを含んだ上品な旨味が特徴です。

旬は冬から春にかけてで、身がふっくらと太り、貝殻の模様も美しくなる時期です。

縄文時代の貝塚からも大量に出土しており、古代から日本人の食生活に深く根づいていたことがわかります。

古くから縁起物として扱われてきました。ひな祭りや婚礼の席で供されることが多く、これは徳川吉宗の時代に広まったとされています。

貝殻は対になっているもの同士でしかぴたりと合わないため、夫婦和合の象徴とされ、嫁入り道具として「貝合わせ」が作られました。貝合わせは、貝殻の内側に絵を描き、対の貝を探して遊ぶ雅な遊びで、平安時代から続く遊びです。

一般的には、漢字で「蛤」と書かれますが、古い文献では「蜃」と書かれることもあります。蜃という字は、古代中国で「大きなハマグリ」を意味する言葉として使われていました。

さらに興味深いのは、蜃という字が「蜃気楼(しんきろう)」の語源にもなっていることです。古代中国では、大きなハマグリが暖かい日にあくびをすると、その吐いた息が空に立ちのぼり、楼閣のような幻影を作り出すと信じられていました。この伝承が「蜃気楼」という言葉の由来になり、日本でも「貝櫓(かいやぐら)」と呼ばれることがありました。

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『おとなの週末』Web編集部
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