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■難読漢字、食べ物編の正解はこちら

正解:しとぎもち

粢餅は、古代から日本で作られてきた素朴な食べ物で、現在の餅の原型ともいわれています。

粢(しとぎ)とは、本来は水に浸して柔らかくした生米をつき砕き、それを水で練って丸めたもので、加熱をしないまま固めた食べ物です。もち米を蒸して軽くつき、卵形に丸めたものを指す場合もあり、地域によって作り方や材料に違いがあります。

古代の日本では米は神からの恵みとして扱われ、収穫への感謝や豊作祈願の際に供えられることが多く、その際に用いられたのが粢でした。卵形に丸められた粢餅は「鳥の子」とも呼ばれ、生命の象徴として神前に捧げられたといいます。

食感は現代の餅とは大きく異なります。加熱しないまま固めるため、餅のように伸びることはなく、噛むとほろりと崩れ、穀物の香りがふわりと広がります。

名前の由来は、古語の「米をつぶしてこねる=しとぐ」からきており、その“しといだ米”を丸めたものが「しとぎ」、それが粢餅(しとぎもち)になったと考えられています。

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『おとなの週末』Web編集部
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