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異国情緒全開 ほぼ大塚でディープ(すぎる)ソロめし

異国情緒全開 ほぼ大塚でディープ(すぎる)ソロめし

大塚在住ライター・菜々山いく子が往くソロめしは、ただのご近所めしにあらず。ネパール、タイ、バングラデシュ、台湾、そのディープすぎる異国情緒に注目です。

perm_media 《画像ギャラリー》異国情緒全開 ほぼ大塚でディープ(すぎる)ソロめしの画像をチェック! navigate_next

大衆酒場のように過ごせるネパールダイニング

『カスタマンダップ』@大塚

ネワリサマエバジセット(1280円)
いわゆるネパール風の定食で干し飯を主食に青菜炒めやマトンのスパイス和え、乾燥大豆、豆のパンケーキなどを盛り込んでいる

スパイシーなものが食べたい。インド料理って手もあるけど、つまみを何種類か並べてゆっくり飲みたい。そんな気分の時は自然とこの店に足が向く。

最初はお客がほぼ外国人ってことに驚いたっけ。この日も隣はエキゾチックな美女を連れたカップルに、奥は若者グループの飲み会と在日ネパリアンで繁盛中。

マストで注文するのが「パニプリ」だ。どこか梅干しを思わせる酸っぱい木の実の漬け汁、“パニ”をボール状のスナック“プリ”に注いで食す現地の定番軽食で、サクサクとシャバシャバが口の中で馴染んでいくのが何度食べても不思議な感覚。

大きなスクリーンには現地のドラマや歌番組が映し出されて、それをぼんやり眺めながらスクティ(干し肉料理)やアチャール(漬物)を追加してもう1杯。

客の顔ぶれや聞こえてくる言語は違えども、私にとってここは町の大衆酒場とおんなじスタンスで、ひとりの時間をゆるゆる過ごせる1軒なのだ。

パニプリ(580円)
ボール状の“プリ”の中にはマッシュポテトも入り、複雑な味わいと食感が後をひく。中央の“パニ”は現地の乾燥木の実の漬け汁

日本語も上手な店長のオマーンさん。ネパールの焼酎は高い位置から注ぐことで、まろやかな味わいに変化する

[住所]東京都豊島区北大塚2-7-9 第33東京ビル5階
[電話]03-5972-4474
[営業時間]11時~23時半(23時LO)
[休日]無休
[交通]JR山手線大塚駅北口から徒歩2分

古い長屋の2階に流れる、バンコクの風

『メークマイ』@大塚

ガパオガイ(780円)
刺激的な辛さの中にもホーリーバジルのフレッシュな香りや粗く刻んだ鶏肉の旨みが際立ち、炊きたての香り高いご飯が進む

昔ながらの日本長屋の狭くて急な階段を上がるとそこはタイだ。

1階のキッチンから立ち上ってくるジャスミンライスの香り、タイ人のお母さんたちのにぎやかな話し声、食材を切る音、炒める音。学生時代、バンコクを旅した時に立ち寄った庶民的な食堂を思い出す。

この店がオープンしたのはおよそ10年前のこと。一見にはちょっとハードル高めに思えた入口の扉を開けてみると、ステキな笑顔のお母さん達に迎えられた。

そして出てくる料理の、どこか洗練されていてメリハリの利いた味に一度でファンになった。ある時シェフのプイさんはバンコクの一流ホテルの調理場出身と聞いて、それがストンと腑に落ちた。

特にお気に入りが「トムヤムクン」。スープにとけ込んだエビの力強い風味がレモングラスの香りと一緒になって膨らんでいく。

トンットンッとリズムよく階段を上がってくる料理を運ぶティムさんの足音が聞こえると、もう待ちきれない!

ソフトシェルクラブカレー炒め(1300円)
揚げたカニの香ばしさ、ソースのように絡む卵のまろやかさ、そしてスパイスの香りの一体感が見事!

トムヤムクン(1180円)
エビのエキスがたっぷり染み出たスープは風味もコクも抜群だ

(左から)シェフのプイさんとホール担当のティムさん

[住所]東京都豊島区北大塚2-12-5
[電話]03-3916-5500
[営業時間]11時~15時(14時半LO)、17時半~22時(21時LO)
[休日]無休
[交通]JR山手線大塚駅北口から徒歩2分

未知なるベンガル料理に存分に満たされる

『スナリ 東池袋本店』@大塚

バングラアンマの日替わりごはんプレート(1500円)
サフランライスにカレー、ボッタ(マッシュ料理)、バジ(スパイス炒め)などのおかずがプレートを彩る

インドを筆頭に、タイ、ネパール、最近流行りのスリランカと周辺国のレストランが揃う東京でも、バングラデシュのそれはめったにお目にかかれない。

かくいう私も昨年この店がオープンして初めて現地の食事情に触れた。
淡水魚を好んで食べること、イスラム教国ゆえアルコールを出す店はほとんどないこと、日本と同じく米が主食なこと、カタコトの日本語と身振り手振りで一生懸命教えてくれた店長のマニックさんを通じて、バングラデシュという国にも親しみがわく。

バングラアンマ(お母さん)の日替わりごはんは、おかずもご飯もたっぷりで、「お腹いっぱい食べてって!」と言われている気分。
コイ科の魚、ルイフィッシュのカレーは独特のクセが少しあって、それが意外と酒に合う。モチロンこの店では日本式にアルコールもウェルカムだ。

そして先ごろ近くに、ワインとベンガル料理の系列店もスタート。大塚がリトルダッカと呼ばれる日も近い!?

ルイフィッシュカレー(900円)
コイ科の川魚で、淡白な味わいはタラに似ている

小鍋deビリヤニset(1500円)
オーダーから炊く熱々を用意。具材はチキン、マトン、野菜から選べる

店頭ではケバブが焼かれ、香ばしい匂いに誘われる

(左から)シェフのアリさんと店長のマニックさん。真面目でフレンドリーな人柄だ

[住所]東京都豊島区東池袋2-4-7
[電話]03-6882-3943
[営業時間]11時~24時(23時半LO)
[休日]無休
[交通]JR山手線大塚駅南口から徒歩5分

母の優しさがにじみ出ている台湾料理

『台湾キッチン Kanoka』@駒込

魯肉飯(935円)
台湾から取り寄せるエビやホタテパウダー入りのスパイスで、複雑な香りと深いコクが広がる

お人好しで世話好きで、ご飯をちゃんと食べているかいつも心配してくれる。それは世界中のお母さんの共通項だ。

この店のママさん、劉さんもそう。帰り際の挨拶はいつも「お腹いっぱいになった?」だ。なりますとも! 食べる人の健康を考えて、付け合わせの青菜をどっさりのせた排骨肉に、切り干し大根入りの玉子焼き、ボリュームも栄養もバッチリだ。

加えて、ここへ来たら絶対食べずに帰れないのが魯肉飯。これこそ劉さんの料理人としてのルーツで、祖母が営んでいた台南市の食堂の片隅でいつも煮込まれていたかつての味を、子供の頃の記憶を辿って再現したという。

とろとろの豚バラ肉の脂とコク深いタレが染みたご飯がもうっ!
こんなに満腹でも胃もたれナシで、明日もまた食べたくなるのは、油も塩分も控え目の優しいお母さんの味だからだろうな。

つい最近おばあちゃんになった劉さんの料理は、ますますパワーアップしていくに違いない。

排骨肉(880円)
うなぎのタレのごとくの継ぎ足しが旨さの秘訣! 台湾では定番家電の電鍋で煮込み続けている

菜脯蛋(ツァイプータン)(803円)
台湾から空輸した現地の切り干し大根入りで、食感とおだやかな甘みが広がる

夫婦二人三脚で店を切り盛りする

[住所]東京都北区中里1-4-4 横川ビルディング1階
[電話]03-5809-0513
[営業時間]11時半~14時(13時半LO)、17時~22時(21時半LO)
[休日]月、日の夜
[交通]JR山手線ほか駒込駅東口から徒歩3分

超一流のタイ料理は山手線イチ地味な駅にあり

『ポム タイ料理』@田端

ホーモック(1300円)
ハンペンに似たふわふわ食感からココナッツの甘み、ターメリックの香りが広がる

山手線の中でもひときわ地味な存在(?)の田端駅。普段ホームで京浜東北線に乗り換えるだけの、この駅の改札を出る理由、それはポムさんの料理を味わうためだ。

まずは写真をご覧あれ。たこ焼き機とタジン鍋を合わせたような、不思議な器でやってくるのが「ホーモック」。ココナッツミルクで練った魚のすり身の蒸し焼きで、キュートな見た目とは裏腹にひと口食べればその辛さに満顔の汗!

魚と筍のスープ「ゲーンソム」も酸っぱさと辛さに飛び上がる。実はこれ、東京でも出す店は少ないポムさんの故郷、タイ南部の郷土料理だそうで、個人的には激辛で知られるイサーン(東北部)料理の上を行くと思う。シャープな辛さの中にも香りと味付けの妙が光り、ただ者でない旨さ。

それもそのはず、ポムさんはかつて日本のタイ領事館で厨房を仕切っていたベテラン料理人なのだ。ガパオやソムタムなどの定番も、それはそれは。だから田端詣でがやめられない。

ゲーンソム(1000円)
レモンの酸味と辛さがビシッと決まりクセになる美味しさ。魚はサバを使用

クアクリング(1000円)
南部を代表する家庭料理。激辛だが豚挽き肉の旨みやハーブの香りもしっかりと感じられ、ご飯のおかずにもってこい

シェフのポムさん。小さな身体からは想像できないパワフルな料理を作ってくれる

[住所]東京都北区田端5-2-13 久正コーポ1階
[電話]03-5814-8028
[営業時間]営11時~15時、17時~22時
[休日]無休
[交通]JR山手線ほか田端駅北口左手の歩道橋を上って1分

撮影/西﨑進也 取材/菜々山いく子
※店のデータは、2020年10月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
このグルメ記事のライター
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