簡単にプロ並みの「だし」がとれる、野崎洋光のだしポット
ネットでググッていたら、
「家庭で簡単に、プロ並みのおいしいだしをとることができる、暮らしの調理器」という
言葉を発見……。
実際、和食料理作るとき、
レシピに「だし○カップ」と書いてあったり、
料理番組みていても「だし~」と、よく説明されているけど、
私の場合、「だし」かぁ~、手間がかかるしな〜、と
どうしてもなってしまう……。
結果として、その料理を作るのが面倒になり、
レシピ本を見るだけで満足してしまう。
でも、これでは
料理上手な奥様には、なれんば~い~(笑)。
そこで見つけたのが、
野崎洋光さんが考案したという「だしポット」。
「野崎洋光のだしポット」(貝印株式会社)
本体:肥後有田焼 窯元福泉窯
サイズ185mm×105mm×145mm
容量:500ml
ストレーナー:18-8ステンレス
だしポットの基本だしの取り方のレシピ本付き
なんと、日本料理店『分とく山』総料理長、野崎洋光さんが考案したというのが、
この「だしポット」。
だしの取り方は、かなり簡単。
[昆布(真昆布など)を4cm×4cm程度の大きさに切り、
かつお節5グラム程度を用意する]
[ストレーナー(こし網)に、
昆布とかつおぶしを入れ、ポットにセット]
[熱湯をポットに注ぎ、ふたをして
約1分間、だしを抽出する]
[手軽にだしが完成]
このだしポットは、お茶感覚で「飲むだし」を目的として
だしを抽出する、新方法ということ。
うん。うん。
これは簡単にできたばい。
だしは、沸騰したお湯の中で抽出するものではなく、
昆布で90℃、かつお節で80℃くらいが
一般的な目安らしい~。
たしかに、
昆布だしをとるときは、ぐつぐつ煮ないし、
かつおだしをとるときは、火を止めるものね……。
さっそく、飲んでみました~。
かつお節のだしのほうが、昆布より強い感じがしました。
正直、だしの味って、
どのぐらいが正解なのか、わかりませ~ん。
むずかし~い。
なんだか、薄味なような気もします……。
これは、もう個人差ですかね~?
改めて、だしポットについて調べてみました!
ここで、あらためて「だしポット」の特徴を確認。
熱の伝導性に注目し開発したらしく
ポット本体を厚手の磁器にしたことで、
沸騰したお湯を注ぐとすばやく放熱する(だしを抽出できる温度に変化)。
そして、その後しばらくは80℃~90℃に保てるという特徴があるらしい。
ストレーナーの、かつお節の粉がこぼれにくい
細かい網目も特徴とのこと。
なるほど。
急須でお茶を入れる要領で、
ポットの中にストレーナー(こし網)に昆布やかつお節を入れ、
沸騰したお湯を注ぎ、1分ほどで完成。
お手軽にだしがとれる方法を考案したそうです。
これなら、
レシピを見て「だし汁○cc〜」と書いてあっても、
手軽に「だし」がとれるけん、よかばい。
だしが残っても、このまま冷蔵庫に入れられる。
冷蔵庫に2~3日入れていてもいいし~。
ポットになっとるけん、使いやすかったばい。
念のため、鍋でとっただしと、飲み比べもやってみました!
今回、いつもやつている、
昆布は30分~1時間はお水につけ沸騰する直前に火を止め昆布を取り出し、
だしパックに入れたかつお節を鍋に3分ぐらいつけて、
このだしポットでとったものと比べてみました。
[だしの水色は、ちょっと違います……]
色はやはり、鍋で作ったほうが、水色は濃く、
昆布のだしのあじは、鍋で作ったほうが、
だしが出ているように感じました。
かつお節のだしの風味は、
どちらもあまり変わらなかったです。
味の良し悪しは、人それぞれ、好みになりますかね〜?
すぐにだしが必要なときは、かつお節だけで、だしポットで作っています。
ちょっと時間あるときは、鍋で昆布も使っただしを作たりして、
だしポットに入れて、冷蔵庫で保存しています。
このポットは、500ccのだしが取れるので、
お味噌汁やお吸い物だと、4~5杯分です。
注ぎ口があることで、使いやすいのと、
陶器でできているのでオシャレな感じで気に入っています。
最近は「飲むおだし」の専門店ができるくらい、
だしが流行っていますし……。
やっぱり、ダンナさまの胃袋をつかむのは、「だし」の味ですよね(笑)!
これで、料理の幅が広がりました!!
田中moko mokoくま3
九州生まれ。特技はアクリルたわし作り。本業は雑誌やカタログなどで活躍するスタイリストだが、現在、絶賛婚活中のアラフォー女子。お裁縫はもちろん、料理も掃除もきっちりこなすのに、なぜか「◎婚」に縁がない……moko mokoくま3が、気になる調理具を、実際に使ってレポートしていきます。
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