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2019年の「吉祥寺の一皿」は、痺れる麻婆豆腐だ! の件

2018年年末に誰にも頼まれていないのに、今年の吉祥寺の一皿を勝手に決めたおっさん女子です(連載77参照)。
しかもですね、そのときの一皿は『ナローケーズ』の紅茶ごはんでした。
でも、2019年の5月に33年間続いていたのに、閉店してしまいました(号泣)。
いまもWebで茶葉の販売はやっているので、紅茶好きの人はググってみて!
2019年はこのナローケーズと、超お気に入りの『moi』(連載73回)が、閉店したので、相当がっくり来ているおっさん女子である。
しかし、気を取り直して、そして今年もやるぞ、2019年の一皿。
今年の吉祥寺の一皿は、四川料理『Y』の麻婆豆腐だ。
2018年の12月末にオープンした新しい店なので、期待を込めてピックアップだ。
お店自体は、この連載95回でご紹介したけど、やっぱ四川料理っていったら麻婆豆腐だろ!
ここの麻婆豆腐は、開店当初は普通バージョンと四川バージョンで展開していたが、最近では四川に統一されて、辛さが、普通、中辛、激辛の3段階。
さらに痺れが、普通、中辛、激辛の3段階になっております。

イラスト/小豆だるま

私は辛い物を食べると体調に影響するタイプなので、体調のいい時に麻婆豆腐(辛さ・普通/痺れ・普通)を食べたのですが、ヤバイよ、ここの麻婆豆腐。
辛いっていうより、痺れます!
たぶん山椒が効いているのだと思うが、使っている豆板醤も手作りなんだって!
ここの麻婆豆腐は、ものすごい中毒性がある!
ランチの麻婆豆腐のランチの値段が1500円オーバーで、正直お高い!
しかし値段分以上の価値があります!
あとめっちゃボリューミーです。
辛いのが苦手&小食の人は、少な目でいいですと申告した方がいいかも。
さらにご飯もおかわりOK!
小鉢&スープがついていて、細かいところまで美味しいです。
ただですね、ランチ時は店が混んでいる……。
開店直前に行くか、13時30分くらいに行くかにしないと、並んじゃうかも。
ちなみにランチは14時で閉店。
ランチには肉系、魚系、麺系があってどれも美味しいです。
ちなみにここの客層は年齢層が高くて、静かに食事をしている人が多い。
定期的に訪問している人が多いような感じで、吉祥寺でお客さんのハートをつかんでいる数少ない新しい店、といってもいいかも。

普通、新しく店をオープンしたら最低1年くらいやるよね、と私は思っていたが、吉祥寺は前にもまして開店&閉店の速度が速くなっている。
うまくいかない店は、2ヵ月、3ヵ月で閉店しちゃってるのが現状。
あと個人経営の店は急激に減りつつあって、三鷹や西荻に個人経営のいい店が増えている印象だよ、
と思った2019年であった……。

天野七月/あまのななつき
ライター&ときどきエディター。吉祥寺在住、ざっくり30年くらい。基本おっさん女子、たま~に乙女マインド。いつも吉祥寺をふらふらしています。ちなみに無芸大食。
小豆だるま
高校の国語教員を経てイラストレーター・漫画家になる。ギャグとシリアスを行ったり来たりする作風で雑誌・書籍・webなどで活躍中。著書は「日々ズレズレ」(小学館)その他。好物はタイ料理と辛いもの。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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おとなの週末Web編集部
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