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丼から立ち上る湯気にのって香りが鼻孔をくすぐる。まずはレンゲでスープをひと口。「はぁ、旨い」。余韻を感じながら、麺を啜る。「うーん、これこれ」。歳を重ねるにつれて、ラーメンの楽しみ方が変わった気がする。あっさりしたスープに、細めの麺。食べた瞬間の感動はもちろん、お腹と心が満たされてもなお口の中に残る心地の良い余韻が胸を打ち「また食べたい」と思わせる。それが50歳を超えても気にせず食べられる一杯ではないでしょうか。今回は50オーバーの諸氏に刺さるラーメンをご紹介。もちろん、若き人にも絶品な一杯となっています。

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飲んだらフルボディ、王道の見た目に潜む非凡な旨み『ラーメン大至(だいし)』@御茶ノ水

コンセプトは“普通のラーメンの最高峰”。奇をてらうことなく、誰もが親しみを感じるような味わい――店主自身が子どもの頃に食べていた昔懐かしいラーメンの味を、18年間ブレることなく作り続けてきた。店を構えた2007年当時は濃厚な豚骨魚介が全盛の時代だったことからも、本気ぶりが伝わってくる。

ラーメン930円

『ラーメン大至(だいし)』ラーメン 930円 魚介はサポート役。力強い鶏の風味と醤油の香りに心を奪われる

スープの構成は鶏、豚、野菜、魚介。材料も見た目も至って王道ながら、ひと口啜ればその濃密な味わいに度肝を抜かれる。秘密は炊き方。

「強火でぐらぐら白濁させ、しっかり素材の旨みを引き出してから鶏の挽き肉を加えています」。

こうすることでスープの濁りと雑味を取り除けるほか、肉の旨みも重なって一石二鳥。一見“普通”の『大至』の一杯には、店主の矜持と技、素材の旨みが濃縮されている。

『ラーメン大至(だいし)』店主 柳崎一紀さん

店主:柳崎一紀さん(※崎の字は本来、たつさき)「クワイ入りのワンタンもおすすめです」

『ラーメン大至(だいし)』

[店名]『ラーメン大至(だいし)』
[住所]東京都文京区湯島2-1-2
[電話]03-3813-1080
[営業時間]11時~15時、17時~20時45分
[休日]日・月・祝、土の夜
[交通]JR中央線御茶ノ水駅聖橋口から徒歩6分

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3世代に愛されるやさしいスープと渾身の自家製麺『morris(モリス)』@大山
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『おとなの週末』Web編集部
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