“カレー棚”に圧倒された! 世界旗艦店「無印良品 銀座」で選んだのは……
新型コロナウイルスの感染拡大で、自宅でのリモートワークが増えた方も多いでしょう。外の職場なら、お昼ご飯はお店で食べたり、お弁当を買ってきて自席で……という感じなのでしょうけど、自宅だとわざわざお昼に料理をするのも面倒なこと。そんな時、レトルト食品は便利です。特に、あったかご飯にかけるだけのカレーは手軽ですし、高い満足感が得られます。
レトルトカレーの数ある商品の中でも、カレーファンに人気で話題の無印良品のオリジナルラインナップに注目しました。その数、なんと41種類!
素材本来の味わいを生かし、「化学調味料・合成着色料・香料不使用」とのことです。
世界旗艦店の「無印良品 銀座」は、多彩な食品を集めた1階フロアが特徴。旬の野菜や果物の販売もあって、ちょっとしたマルシェの雰囲気です。その中にあって異彩を放っているのが、自社のレトルトカレーを並べた棚です。ざっと数えて30種類ほどあるでしょうか。
店員さんに、銀座店でよく売れる人気のカレー3品を尋ねると、「1位は、『バターチキン』ですね。あとは、『グリーン』と『キーマ』が、よく出ます」とのことでした。
ランキング1位の「バターチキン」は、冷めても美味しかった
無印良品が2020年7月に行ったレトルトカレーの人気アンケート(応募総数3万5200票)によると、1位はやはり「バターチキン」。2位が「グリーン」、3位が「キーマ」でした。
ちなみに、2020年の無印良品ネットストアの年間商品ランキング(集計期間1~10月)で、レトルト部門の1位は「カレー」。数あるレトルト食品の中でも、カレーの人気の高さが証明されています。巣ごもりの食生活で推したい理由のひとつがここにあります。
ネットストアのランキングでは、1位と2位はアンケートと同じ「バターチキン」、「グリーン」の順でしたが、3位は「プラウンマサラ」でした。これは海老のクリーミーカレー。シーフードも、カレーの中で人気が高いジャンルですよね。
さて、「バターチキン」のお味です。ひと口で、バターの濃厚な味わいが広がります。トマトによる酸味のせいか、思ったよりもしつこくありません。トマトは3種類も使っているとのこと。甘さが引き立ちます。うん、うまい。
スパイシーな香りも、食欲をそそります。ゴロゴロしたチキンも食べごたえ十分です。
まろやかさの秘訣はギー(バターオイル)とカシューナッツ。ほのかな甘みの「カスリメティ」というスパイスの香りが生きています。
意外だったのは、冷めても、美味しかったこと。カレーのルーは冷めると、塩味を強く感じることもあるのですが、味のバランスは損なわれていないように感じました。極めて高い満足感です。