夏といえば昆虫採集! 子どもと一緒にお出かけを計画している方も多いことでしょう。子どもの頃にはたくさん見分けがついたはずのさまざまな昆虫たち……。どのくらい覚えているでしょうか? 写真を見て、昆虫の名前を当てるクイズに挑戦してみましょう。
トンボは雄雌や成熟度、発生時期により色や模様が異なります。なかでも「イトトンボ」と呼ばれるグループは糸のように細く小さな胴体が特徴で、肉眼で識別するのはなかなか難しい場合も。
少し難易度が高いですが、写真を見て名前を当てるクイズに挑戦してみましょう! さて、このトンボの名前は何でしょうか?
1.アオモンイトトンボ
2.セスジイトトンボ
3.オオイトトンボ
難易度:★★★★☆
文/酒井理恵(ニシ工芸)
写真/PIXTA
■昆虫あてクイズの答えはこちら
正解:アオモンイトトンボ
アオモンイトトンボは胸部側面が美しい淡緑色、腹部先端が鮮やかな青色をしているトンボです。ただし、オスとメスで色彩が異なり、メスにはオスと同色のタイプと、オレンジ色から緑色に変化するタイプがあります。
交尾している時間が長いので、その場面に遭遇すれば雄雌を見分けやすいかもしれません。ちなみに、アオモンイトトンボの交尾はハート型に見えることがあります。
生息地は本州から南西諸島の平地や海岸付近の池沼、水田、湿地など。3月から12月ごろにかけて出現するので、ぜひ探してみてください。
お子さんと一緒に昆虫観察するときは図鑑があると便利です。『BCキッズ くわしい解説つき! はじめての こんちゅうずかん』は、近くの公園や神社・お寺、雑木林、水辺などでみられる昆虫を中心に160以上の写真で紹介しています。
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