刃物ブランドとして、1731年にドイツ・ゾーリンゲンで誕生したツヴィリング。ナイフに加え、きめ細かく幅広いハサミも作っていました。NHK連続テレビ小説『らんまん』で話題の植物学者、牧野富太郎博士(1862~1957年)が愛用していたハサミは1914年当時のカタログにも品番15として掲載されています。日本人の小さい手にも馴染み、扱いやすいサイズを選んだことが窺えます。
“牧野博士モデル”がツヴィリングから5000本限定で発売
「ZWILLING 剪定ばさみ Makino Edition」
2023年5月25日発売スタート
価格1万8700円(税込み)
日本の植物分類学の父、牧野富太郎の人生の物語
牧野富太郎博士は高知県出身、日本の植物分類学の父として知られる学者です。『らんまん』は、牧野博士の人生をモデルにしたオリジナルストーリー。主人公の槙野万太郎(神木隆之介)と、その妻の寿恵子(浜辺美波)の生涯が描かれます。神木隆之介、浜辺美波をはじめ、実力派の役者たちの演技も話題。これからまだまだ見所満載です。
牧野博士の自宅跡「牧野記念庭園」
牧野博士が亡くなるまで約30年間暮らした自宅跡地の練馬区立牧野記念庭園(東京都練馬区東大泉6‐34‐4)も注目されています。「【企画展】牧野富太郎 草木とともに」が開催中です(入場無料、10月9日まで)。
練馬区立牧野記念庭園 (makinoteien.jp)
牧野富太郎博士が愛用、剪定ばさみMakinoEditionの特徴
牧野博士が約100年前に愛用していた剪定ばさみが時を超えて今よみがえりました。牧野博士が、自著『趣味の植物採集』においても絶賛した切れ味と使い心地を、そのままにお楽しみ頂けます。
日本の職人技で再現
物作りの国・ドイツ生まれのハサミを、日本の匠が復刻しました。オリジナルのデザインを忠実に再現し、刻印されていた品番の15も同様に復刻しました。当時の鉄素材を、湿度の高い日本でも錆びにくいよう、ステンレスに変更。職人の手により、すべて鍛造品で一本一本細部まで丹精込めて仕上げられています。