名古屋のカレーをグルメライターが食べ歩いて見つけたおすすめのカレー店!美味しいものは何でも東京に揃っているなんて思っていたら大間違い。とりわけカレーに関しては大阪も個性的で美味。名古屋だって独自のカレー文化を邁進中らしいのです。ムムム…これは聞き捨てなりません。さっそく確かめに食べ歩き調査を実施なのである!
画像ギャラリー個性的な カレーが 多いって本当 !?
食材の旨みに着目した カレー店が続々開店。
名古屋の欧風カレーは愛知県に本社があるチェーン店『ココイチ』がほぼ席巻。喫茶店や洋食店の名物カレーもあるが、ごく少数なのだ。
そんななか、台湾まぜそばを全国に知らしめた『麺屋はなび』がプロデュースした『元祖台湾カレー』が注目を集めている。
【閉店】[元祖台湾カレー] 台湾ミンチのパンチのある辛さがクセになる
「台湾カレー」(790円)の特徴でもあり、味の決め手となるのは台湾まぜそばに使う、ニンニクや唐辛子などでピリ辛に味付けした台湾ミンチ。これがカレーと抜群に合うのだ。私も含めて未体験の味にハマる人が続出している。一人勝ちの『ココ イチ』を脅かす日も近い?
一方、インドやスリランカ、 タイなどのスパイスカレーはどうか。
ここ4~5年でかなり増えたが、そのほとんどは外国人が経営する店であり、訪れる客も本場の味を求めるマニアックな客が多い。
そもそも名古屋人にはカレーを食べに行くという選択肢が欠如しているように思える。外国人が作るカレーが口に合わなかったら……と考えると、どうしても足が向かないのだろう。
しかし、本場の味をベースに日本人向けにアレンジしたスパイスカレーを出す店も増えつつある。『 GUNAGUNA CURRY 』 もそのひとつだ。
[GUNAGUNA CURRY] スパイスの心地良い刺激と 凝縮された食材の旨み
オーガニック野菜や厳選した肉をはじめ、油も良質なものにこだわっている。
「月見ポークキーマカレー」 (980円※昼はサラダ付きで900円)など、カレーはどれもスパイスやハーブの配合が絶妙。辛さだけではなく肉や野菜の旨みもしっかり。
数日後にまた食べたくなる、クセになる味だ。
「タンドリーフライドチキン」(1ピース500円)などのサイドメニューも美味しかった。
今回の記事の店舗情報
【閉店】元祖台湾カレー 大須店(最寄駅:上前津駅)
台湾まぜそばで一世を風靡した『麺屋はなび』がプロデュースしたカレー店。台湾まぜそばに使うピリ辛の台湾ミンチと卵黄、九条ねぎ、ニンニクをのせた「台湾カレー」(790円)が看板メニュー。※ランチタイム有
GUNAGUNA CURRY(最寄駅:亀島駅)
インドやスリランカ、タイなどアジア各国のカレーを日本人向けにアレンジして、週替わりで用意。どれもオーガニック野菜や厳選した肉、良質な油にこだわっている。※ランチタイム有
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