ポークストック|自然の中で元気に育った肝付豚を炭火焼きで(ビストロ/東十条)

鹿児島県の『えこふぁーむ』で自然放牧された「肝付豚」の魅力を余すところなく堪能できる店。ほぼ市場に出回らない希少な品種だが、店主の諸橋さんと生産者との信頼関係で月1頭分の仕入れを確保している。※ランチタイム有

画像ギャラリー

ポークストック(最寄駅:東十条駅)

部位ごとに違う肉質を直球で味わうなら、やはり炭火焼きに限るだろう。モモ肉は噛むほどに旨みが押し寄せ、じわじわと口に広がる肉汁の甘さは天然のうま味調味料だ。ワインは自然派で飲み心地のいいものを揃えている。

炭火焼 放牧肝付豚モモ

1404円

写真は「ひうち」と呼ばれる外モモに付属する部位で、繊維が緻密で肉と脂身のバランスがいい。希少なので日によってメニューにない場合も。炭火で丁寧に焼いて休ませて、を繰り返し、ゆっくり30分以上かけてジューシーに仕上げる。香り豊かで甘みがある

完全放牧肝付豚のハンバーガー

648円

「肝付豚」100%のパティと自家製バンズのバーガー。各部位の端肉を店内で挽き肉にして仕込み、炭火で焼く。肉本来の味を邪魔しないよう甘さ控えめのトマトソースも手作りだ

温野菜

1080円

埼玉など契約農家から仕入れる旬の温野菜。鶏のダシをベースにしたソースで味わう

ベレ・フロッグ バイ・ラ・カルノグ(赤)

ボトル 4104円

シンプルな味付けの炭火焼きの豚肉には、濃すぎないフルーティーな赤ワインがおすすめ。写真のフランス産は果実とスパイスの香り、程よい渋みもあり、豚肉の香りや脂身の旨みを引き立ててくれる。

ポークストック

[住所]東京都北区中十条3-16-7 [TEL]03-3908-2297 [営業時間]12時~14時、18時~22時LO [休日]日、ほか不定休 [席]カウンター4席、テーブル12席、計16席/全席禁煙/夜のみ予約可/カード可(1人5400円以上の注文時)/サなし、お通し540円別 [交通アクセス]JR京浜東北線東十条駅北口から徒歩1分

電話番号 03-3908-2297

2016年11月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

画像ギャラリー

この記事のライター

関連記事

料理に醤油や味噌は使わない、イタリアンに合わせる食中酒は日本酒のみ!門前仲町『酒とビストロ KARASU』でペアリングの妙を学ぶ

仏巨匠ピエール・ガニェール氏に師事も、メニューは伝統的なものばかり…『ビストロ ル ケイク』の味は田舎町のビストロの思い出

「次の主役は魚!」と築地でオープン 『Bistro Masa(ビストロマサ) 築地』はフレンチには珍しい食材の料理も好評!

3キロが500グラムになるまで玉ねぎを炒める 『ビストロ バー ア ヴァン コダマ』の「オニオングラタンスープ」はフランス人も唸る味

おすすめ記事

名古屋のコーヒーは量が多い!?コーヒー好き女優・美山加恋がモーニングでその真相を知る

肉厚!もつ煮込みがうまい 創業70年の老舗『富久晴』はスープも主役「ぜひ飲み干して」

東京、高田馬場でみつけた「究極のラーメン」ベスト3店…鶏油、スープ濃厚の「絶品の一杯」を覆面調査

禁断の2尾重ね!「うな重マウンテン」 武蔵小山『うなぎ亭 智』は 身がパリッと中はふっくら関西風

この食材の名前は? やせた土地でも育ちます

満腹でも気分は軽やか!東京産食材にこだわったヘルシービュッフェ を提供 八重洲『ホテル龍名館東京 花ごよみ東京』

最新刊

「おとなの週末」2024年12月号は11月15日発売!大特集は「町中華」

全店実食調査でお届けするグルメ情報誌「おとなの週末」。11月15日発売の12月号は「町中華」を大特集…