「恵比寿横丁」で恋心より胃袋が勝つ旨いもん探し!東京都内有数のナンパスポットとして20代~30代の客が多く流れ込む恵比寿横丁。„チャラい場所"のイメージとは裏腹に、恋より先駆けて味わいたい絶品グルメは無いのか、グルメライターが食べ歩いて調査してきました!
画像ギャラリー色気より食い気派は "エビヨコグルメ"で満足可能か?
恵比寿駅から徒歩2分。ビルの1階に20店舗の飲み屋が寄せ集まる恵比寿横丁は、元々は八百屋などが入っていた商店街で、歴史はまだ10年足らずの酒場だ。各店を回遊しながら朝5時まで飲めるため、いつの間にか若い男女が出会える場所と認知が進み、金・土の混雑ぶりは満員電車並み! おと週読者が行くなら、月~木の17時~19時を絶対におススメしたい。
「牛とろ丼」 にびっくり。
入口にほど近いおでん鍋に誘われて入った『でんらく』では、あっさりおダシの京風おでん……より小盛りの「牛とろ丼」にびっくり。名前とは裏腹にこってりし過ぎず、醬油味にごはんがバクバク進む。
エビチリに生レモンサワーが合う!
お隣の中国小盆屋台『浜椿』では、小鉢2つと手のこんだ冷製トマトのお通し3品の豪華さに驚いていると続けて本格派の中華小皿が。台湾野菜の水連菜炒めのシャキシャキした歯応えは絶品! シャーベット状の生レモンが浮かぶ生レモンサワーは変に甘すぎず、エビチリの甘辛味によく合う。
とある店のマグロとアボカドを和えたひと皿は、出来あいの和え醤油の味がクド甘くて×……。
手ごねの「メンチカツ」が旨い。
気を取り直して、『牛○』の自家製メンチカツを。手ごねでヒネた味がなく、デミグラスソースが懐かしい。大きさに驚くが、ついお替わりしたくなる。
優しい食感の山芋とろろ焼きを発見。
『うめ月』では、ふわっと優しい食感の山芋とろろ焼きを発見。お好み焼ほど重くなく、でもソース味にしっかりハマる味。
赤ワイン風味の唐揚げ?!
お次は横丁の雑多さからは少し浮いた、小洒落た様子の『ビストロmaman』へ。若い客層狙いのチャラ店か? と警戒するも、腰を据えて食べたくなる丁寧なひと皿ばかり。赤ワイン風味の唐揚げは、酒好きならヤミツキになる深い味だ。
狭くて混む場所柄ゆえ、店やメニューによってはスピード重視のイマイチなものも混ざるが、通り過ぎるにはもったいない逸品もしっかりアリ! 横丁内をハシゴしてお気に入りを見つければ、周囲にうごめく男女の恋慕模様もきっといい肴になる……に違いない!
横丁内にギターの流し
横丁内には、ギターの流しがいて、歌のリクエストに応えてくれる。写真は珍しい“女流し”の結海さん。
恵比寿横丁グルメMAP
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