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吉祥寺でハンバーグを食べながら、浮気について考えた件

吉祥寺のハンバーグについて、おっさん女子的に結論は出ている。
連載16回で紹介した、ヨシダゴハンである。
吉祥寺では土日祝という営業スタイルで、平日はキッチンカーでほかの街に行ってしまっているが、私はおとなしく吉祥寺で待っている……。
というワケでもありません……(苦笑)。
ほかに美味しいハンバーグの店があるんじゃないの?
と思って浮気をしているイケナイおっさん、じゃなくて一応女子ね!
吉祥寺にはハンバーグ専門店も多数あって、まあ浮気相手には事欠かないワケなんですが(比喩よ! 比喩)……。

イラスト/スタジヲワンツー

ちなみに、駅ビルのアトレには石窯ハンバーグの専門店『I』があるし、駅近のパークロードには熟成肉のハンバーグが食べられる『G』もある。
中道通りには『B』という米沢豚100%というブランド肉のハンバーグ店や、ランチのはみ出しカルビ丼でお馴染みの居酒屋『I』もハンバーグを出している。
ほかにも、昭和通りを1本入ったところにある行列人気ハンバーグ専門店『Y』などなど。
もう、浮気し放題、やり放題である(比喩です)。
しかし、上品すぎておっさん女子の口に合わない……。
ハンバーグ本体はいいけど、ソースがイマイチ、行列に並ぶのがイヤ、ハンバーグもソースも凝りすぎて、もはや別次元の食べ物になっている、付け合わせがいまひとつ、などなど……。
浮気すればするほど、本命の良さがわかってしまう、このジレンマ!

おっさん女子的「おいしいハンバーグ」の条件とは?

ちなみに私の好みのハンバーグは、
1:平たいわらじ型
2:肉汁じゅわ系よりも、よ~く焼いてある系
3:基本デミグラスソースがいいけど、たまには味を変えたい
4:上品すぎない
5:付け合わせが、何気に美味
などである。
吉祥寺で浮気を重ねるおっさん女子であったが、しかし、先日、いい感じの浮気相手が……!
じゃなくて、ハンバーグが!
ダイヤ街に3月にオープンしたチェーン店『H』である。
なんの期待もせず、ランチで入ったんですが、これが意外にも当たりでした。
浮気っていうのは、こういう風にシレーッと始まるものなのかしら?

ハンバーグ本体は俵型で、ソースは自家製の5種類からチョイス、肉汁系ではなく、よく焼いてある系、牛&豚4種類のあいびき肉使用、という感じである。
つけ合わせはハンバーグの下に敷かれた玉ねぎ&コーン。
実は、デミグラスソースが私の好みど真ん中ではなかったが、許容範囲(偉そうで申し訳ない)。
あと、チーズ、目玉焼き、大根おろしなど、トッピングが可能(もちろん料金は追加)。
ちなみに、ランチのご飯は1ポンド(450g)まで盛り放題無料である。
ごはん好きの私としては、かなり好感が持てるシステムです(笑)。
今、さらっと1ポンドと書きましたが、私が行ったある日は、男子高校生の4人グループが全員1ポンドごはんにしていて、テーブルの上がお祭りみたいでした。
さらに言うと、ここは炊き出しの現場ですか?
という雰囲気。
MAX超ボリューミー!
食べ盛りの男子、恐るべし!
そして、テーブルに岩塩、コショウ、マスタード、ガーリックチップ、特製オリジナルスパイスなどの調味料が完備されていて、味を調整できるのもいいと思う。
調味料をプラスして自分好みに完成させればいい、というアバウトさもわりと好み(笑)。
男性客が多いのはうなずける。
わりとワイルド系のハンバーグなんだよね。
ちなみに、ランチのハンバーグ200gは950円(税込)。
非常にコスパが高いと思います。
ハンバーグのグラム数も200g、300g、W(200g×2)、1ポンド(450g)と胃袋のサイズと財布の中身に合わせて選ぶといいのでは?
ただ、この店のメインと思われるデミグラスソースが好みど真ん中じゃなかったので、相変わらず私のザ・本命はヨシダゴハンなのであるが(苦笑)。
危ないところだったな(一体、何が……)。

天野七月/あまのななつき
ライター&ときどきエディター。吉祥寺在住、ざっくり30年くらい。基本おっさん女子、たま~に乙女マインド。いつも吉祥寺をふらふらしています。ちなみに無芸大食。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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おとなの週末Web編集部
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